写真=FIBA.com

「今以上に一緒に戦いたいと思えるメンバーはいない」

全勝でバスケワールドカップ準々決勝に進出したオーストラリア。フランスとの2次リーグ最終戦では、第3クォーター終盤の時点で9点のビハインドを背負いながらも挽回して、試合終了間際まで1ポゼッションを争う接戦の末に100-98で勝利した。

オーストラリアは、準々決勝進出によりオセアニア枠のオリンピック出場権を獲得。フランス戦で21得点5リバウンドを記録、特に終盤での追い上げに大きく貢献したセンターのアーロン・ベインズは、今大会でともに戦うメンバーに対する熱い思いを言葉にした。

「今以上に一緒に戦いたいと思えるメンバーはいないよ。チームのみんなは、とにかく守備で食らい付いて、コート全体にプレッシャーをかけて、ファイトオーバーし続けているんだ。だから自分ももっとステップアップして、身体を張ってプレーをしないといけない。これだけ献身的にプレーできるのは、チームにとっても素晴らしいことだね」

オーストラリアは準々決勝でチェコと対戦する。同じブロックのもう1試合はスペインvsポーランドで、チェコに続いてその試合の勝者に勝てば、3連覇を狙うアメリカと決勝でぶつかる可能性がある。

リオ五輪の3位決定戦で敗れメダルを逃しているだけに、国際大会での初のメダル獲得という目標を達成するためにも、ベインズは仲間とともに戦い続ける。