まるで12人目のSAMURAI BLUE(日本代表)になった感じを味わえる。日本代表戦当日の場外イベントの一つである「デ…

まるで12人目のSAMURAI BLUE(日本代表)になった感じを味わえる。

日本代表戦当日の場外イベントの一つである「デジタルスタンプラリー」がリニューアルされた。5日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催されたキリンチャレンジカップ2019 SAMURAI BLUE(日本代表)対パラグアイ代表戦で行われ、多くのファンがチャレンジした。

サッカー日本代表オフィシャルパートナーであるキリン、サッカー日本代表サポーティングカンパニーであるKDDIの協力のもと行われた「デジタルスタンプラリー」。

本イベントは、スタジアム場外ブースに設置されたSAMURAI BLUE(日本代表)監督・選手の画像をアプリで読み取り、デジタルスタンプをコンプリートした人だけが、サッカー日本代表VRドキュメンタリー「The Blue-勝利に向けた日本代表戦の舞台裏-」を視聴できる。スタンプラリーは今までも行われていたが、今回違うところはAR技術とVR技術を活用し、初めてアプリを使用した内容になっているところだ。

森保監督らの画像をスキャンして画像をコンプリートすると限定配信の映像が見られる。

実際にスタンプラリーをやってみた。まずは、専用アプリをダウンロードして、スタジアム周辺に置かれた日本代表の森保一監督や選手の画像をスキャン。アプリ内にスキャンした画像が表示された。これを4箇所で行うと、画像がコンプリート。すると、日本代表の裏側に潜入した普通では見られない限定映像が視聴できるようになる。スマートデバイスのカメラを地面に向けて地面を認識させると、画面上にドアが出現。実際にドアの位置まで近づいてそのドアをタップすると扉が開き、2019年3月22日に行われたキリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向かう選手が乗っているバスの中へ。そんな異次元空間へトリップしていると、バスを降りる乾貴士選手(エイバル)がこちらに向かって近づいてくる。まさにチームの一員になった雰囲気だ。その後もロッカールーム、ピッチへの入場の映像が流れ、選手と一体になって進んでいく。現代テクノロジーのおかげで、自身もサッカー日本代表と同じ空間を共有した感じになり、SAMURAI BLUEの一員になった気分を味わえた。

アプリ内のコンプリートした画像。
スマートフォンで実際に体験。青いドアをタップすると異空間へ誘われる。

サッカー日本代表の試合は日本でも屈指の人気コンテンツだ。それだけ人気があると、試合開始を待ち切れないチケットを持つファンは、キックオフ前からスタジアムへ駆けつける。この日も19時20分キックオフだったが、5時間以上前のスタジアムにはすでに多くのサポーターが試合を待ちわびていた。とは言っても、試合開始まで間が空きすぎると手持ち無沙汰になり、せっかく盛り上がった感情も下がってしまう。そんな時間もサッカー日本代表へ熱い気持ちを持ち続けてもらおうと始めたのが本企画のようだ。KDDIのPR担当者によれば、「より試合前に気持ちを高めていただいて、そのままの気持ちで試合の応援に臨んでいただくようなコンテンツ提供をできないかというのが、キリンさん、JFAさんとの共通の想いです」。今回は比較的近い距離感で4箇所に画像が設置されていたが、今後については、スタジアム全体を使って、宝探し感を出していきたいようだ。

現地でこのような施策があると、スタジアムへもっと足を運びたくなる。ピッチ上の選手を見るだけでなく、バーチャル空間でもお気に入りの選手を見られると、よりサッカー日本代表が身近な存在に感じられる。テクノロジーの進化でさらなるリアリティを持ったコンテンツを身近に楽しめるだろう。今後の展開が楽しみでならない。