シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた「レース・トゥ・ロンドン」。ATP(男子プロテニス協会)が9月9日付けのレースランキングを公表した。錦織圭…
シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた「レース・トゥ・ロンドン」。ATP(男子プロテニス協会)が9月9日付けのレースランキングを公表した。錦織圭(日本/日清食品)は2,180ポイントで、「全米オープン」前と変わらず現在8位につけている。
錦織は前週まで行われていた「全米オープン」に出場、3回戦敗退で90ポイントを加算した。現在8位の錦織と7位のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とのポイント差は170ポイント差、錦織と9位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)とは20ポイント差だ。
さらに10位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とは60ポイント差、11位ダビド・ゴファン(ベルギー)・12位ガエル・モンフィス(フランス)とは100ポイント差で、8位圏内争いは激しさを増している。
一方、「全米オープン」ベスト8のロジャー・フェデラー(スイス)と、自身初のグランドスラム準優勝を果たした23歳ダニール・メドベージェフ(ロシア)は最終戦出場権を獲得した。フェデラーは17回目、メドベージェフは初の最終戦出場となる。
これで「Nitto ATPファイナルズ」出場権の、残る枠は4つ。
そして錦織の次戦は、9月30日から東京で行われる「楽天ジャパンオープン」を予定している。「全米オープン」での敗戦から約1ヶ月空くため、できるだけしっかり回復し日本で躍動することが期待される。
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【9月9日付レース・トゥ・ロンドンランキング】
順位 名前(国籍) ポイント
1.ラファエル・ナダル(スペイン) 9,225 [出場権獲得]
2.ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 7,265 [出場権獲得]
3.ロジャー・フェデラー(スイス) 5,510 [出場権獲得]
4.ダニール・メドベージェフ(ロシア) 4,805 [出場権獲得]
5.ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,845
6.ステファノス・チチパス(ギリシャ) 3,160
7.ロベルト・バウティスタ アグート (スペイン) 2,350
8.錦織圭(日本/日清食品) 2,180
9.マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 2,160
10.アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 2,120
11.ダビド・ゴファン(ベルギー) 2,080
12.ガエル・モンフィス(フランス) 2,080
13.ファビオ・フォニーニ(イタリア) 1,965
14.ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 1,850
15.スタン・ワウリンカ(スイス) 1,670
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」での錦織
(Photo by Chaz Niell/Getty Images)