聖地・甲子園を沸かせた球児たちが帰ってくる。 9月29日(日)、第74回国民体育大会いきいき茨城ゆめ国体が開幕する。出場するのは、夏の甲子園で準々決勝に進出した8チームと開催県の代表チームなどを含めた12チーム。 9日、組み合わせ抽選会…

聖地・甲子園を沸かせた球児たちが帰ってくる。

9月29日(日)、第74回国民体育大会いきいき茨城ゆめ国体が開幕する。出場するのは、夏の甲子園で準々決勝に進出した8チームと開催県の代表チームなどを含めた12チーム。

9日、組み合わせ抽選会が行われ王者・履正社(大阪)は、夏ベスト8の作新学院(栃木)と、準優勝校・星稜(石川)は、智弁和歌山(和歌山)と開幕試合で“再戦”することが決まった。対戦カードは下記の通り。

星稜(石川)対智弁和歌山(和歌山)といえば、今夏の甲子園3回戦で対戦。延長14回の死闘となった一戦はタイブレークの末、星稜・福本の劇的サヨナラ3ランで決着がついた。

ドラフト1候補右腕・奥川恭伸は、14回165球23奪三振の熱投。対する智弁和歌山のエース・池田陽佑もリリーフで登板し、150キロを超える直球を武器に星稜打線に立ち向かっていった。1点を争う両エースの投げ合いは、この夏1番の名勝負と言っても過言ではない。

その他、最速151キロを誇る2年生エース・中森俊介を擁し、甲子園ベスト4まで勝ち上がった明石商(兵庫)は関東一(東京)と、強打の八戸学院光星(青森)は逆転につぐ逆転で旋風を巻き起こした中京学院大中京(岐阜)と対戦するなどこの夏を沸かせた精鋭たちが出場するとあって、1回戦から好カードが目白押しとなっている。

「バーチャル高校野球」(https://vk.sportsbull.jp/koshien/)では、茨城国体の1回戦から決勝まで全試合をライブ中継。

王者・履正社(大阪)が夏の勢いそのままに“2冠”となるのか、それともリベンジに燃える11校がその牙城を崩すのか。3年生にとってはこの大会が高校最後の舞台、栄冠を掴むのは果たして…。いよいよ9月29日(日)、熱戦の幕が開ける。

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