ATP(男子プロテニス協会)は9月9日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は「全米オープン」前から1つ下げて世界8位となった。錦織は前週の「全米オープン」は3回戦で敗退。前年…

ATP(男子プロテニス協会)は9月9日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は「全米オープン」前から1つ下げて世界8位となった。

錦織は前週の「全米オープン」は3回戦で敗退。前年はベスト4だったため、全米前から630ポイント減り現在3,375ポイント。錦織と7位のステファノス・チチパス(ギリシャ)とのポイント差は、現在45ポイント差だ。

「全米オープン」で2年ぶり4度目の優勝を飾ったラファエル・ナダル(スペイン)は、ランキング2位で変わらないものの全米前から1,280ポイント増やし現在9,225ポイント。一方、2018年全米覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は今回4回戦で敗退したことで1,820ポイント減らして現在9,865ポイントとなっている。全米前に3,740ポイント‬差あった1位ジョコビッチと2位ナダルだが、現在640ポイント差となった。

自身初のグランドスラム準優勝を果たした23歳ダニール・メドベージェフ(ロシア)は、全米前から1つランキングを上げて4位に。自己ベストをさらに更新した。前週自身初のグランドスラムベスト4入りした23歳マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、順位を一気に12上げて13位に。キャリアハイを更新した。

日本人選手では、全米で2回戦敗退となった西岡良仁(日本/ミキハウス)が、順位を1つ上げて58位につけた。2017年3月のキャリアハイと並んだ西岡、自己最高位の更新を目前としている。

そして、前週の下部大会で準優勝した35歳の添田豪(日本/GODAI)が、21上昇して134位に。ダニエル太郎(日本/エイブル)が137位。伊藤竜馬(日本/北日本物産)は139位。杉田祐一(日本/三菱電機)は141位と続いている。

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【9月9日付最新ATPランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア)  9,865

2. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 9,225

3. ← (3)ロジャー・フェデラー(スイス) 7,130

4. ↑ (5)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 5,235

5. ↓ (4)ドミニク・ティーム(オーストリア) 4,575

6. ← (6)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,095

7. ↑ (8)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 3,420

8. ↓ (7)錦織圭(日本/日清食品) 3,375

9. ← (9)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,810

10. ← (10)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,575

11. ← (11)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,475

12. ↑ (13)ガエル・モンフィス(フランス) 2,455

13. ↑ (25)マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 2,245

14. ↑ (15)ダビド・ゴファン(ベルギー) 2,055

15. ↓ (12)ボルナ・チョリッチ(クロアチア) 2,025

16. ↑ (21)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 1,995

17. ↑ (18)ニコラス・バシラシビリ(ジョージア) 1,895

18. ↓ (17)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 1,870

19. ↑ (24)スタン・ワウリンカ(スイス) 1,805

20. ↓ (14)ジョン・イズナー(アメリカ) 1,805

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58. ↑ (59)西岡良仁(日本/ミキハウス) 981

134. ↑ (155)添田豪(日本/GODAI) 412

137. ↓ (136)ダニエル太郎(日本/エイブル) 410

139. ↓ (132)伊藤竜馬(日本/北日本物産) 400

141. ↓ (133)杉田祐一(日本/三菱電機) 395

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Al Bello/Getty Images)