8安打4失点で4回で降板し11勝目を逃した田中将大

ヤンキース 10-5 Rソックス(日本時間9日・ボストン)

 ヤンキースの田中将大投手は9日(日本時間10日)、敵地でのレッドソックス戦に先発登板し、今季11勝目を逃した。3回にブラッドリーJr.に2ランを浴びるなど4失点。味方打線の援護で4点をリードしていたが、8安打4失点で4回で降板することとなった。

 初回いきなり先頭のベッツに安打を浴びて走者を許した田中だったが、ボガーツを遊ゴロ併殺打に仕留めて無失点で立ち上がった。2回も走者を背負いながら無失点。だが、3回にブラッドリーJr.に2ランを浴びて2点を失うと、4回にはモアランド、レオンと立て続けに適時二塁打を浴びて2点を奪われ、2点差に追い上げられた。

 味方打線は2回から5回まで毎回2点ずつを奪って、5回表を終えた段階で4点をリードしていた。それでも、田中の姿は5回のマウンドにはなかった。4回を投げて80球。8安打を浴びて4失点で勝敗はつかなかった。

 試合後、中継した「YESネットワーク」のインタビューに答えたアーロン・ブーン監督は、リードした状況での田中の降板について語った。この日の投球について「彼はスプリットに弱冠苦しんでいたようだった。彼ら(レッドソックス)はタナカの球数を増やさせるようにし始めていた。(球数を要して)時間をかけさせられた打席もあった。再び、ラインナップが(先頭に)回ってきて、彼がここまで何人かの打者に対して苦しんでいるのを見ていたので、彼を降板させることにした」とコメント。打順が3回り目に入るタイミングだったことも降板を決めた1つの要因だったとした。

 指揮官は「彼は特に調子が良いわけではなかったが、それでもなんとか我々に勝つチャンスを残してくれた。リードも守ってくれた」と本調子ではないながらも粘った田中を評価。「彼は、今日の試合に登板したが、我々は勝ったのだから。今日の彼の状態は完璧ではなかったが、残り数週間のレギュラーシーズンで、総合的にみて彼は良い状態にあると思う」と語っていた。(Full-Count編集部)