4日間にわたり開催された全日本大学選手権が閉幕した。最終日の決勝には男女合わせて6艇が出場。目標としていた男女総合優勝は惜しくも逃したが、女子シングルスカルに出場した高島美晴(政経4=米子東)が圧倒的なこぎでインカレ4連覇を果たした。

9・5~8第46回全日本大学選手権(戸田ボートコース)

男子総合――3位

女子総合――2位

男子シングルスカル(S門馬)――準決勝3位

女子シングルスカル(S高島)――1位

男子ダブルスカル(S辻B丸山)――準決勝3位

女子ダブルスカル(S種田B永井)――順位決定戦1位

男子舵手なしペア(S中村B加藤)――3位

女子舵手なしペア(S林原B岡田)――敗者復活戦4位

男子舵手なしクォドルプル(S岡本3石畑2太田B寺井)――3位

女子舵手付きクォドルプル(C東S塩田3高橋2西田B増田)――4位

男子舵手なしフォア(S道端3武藤2蓮沼B藤井)――3位

男子舵手付きフォア(C鈴村S小林3藤長2小野田B岡部)――準決勝3位

女子舵手付きフォア(C佐藤S田口3黒沼2中山B村岡)――順位決定戦2位

男子エイト(C立野S鎌原7木村6佐々木5茂見4境3佐藤2松木B河畑)――3位

 有終の美を飾った。1、2年次にはシングルスカル、昨年度はダブルスカルで優勝と毎年圧倒的実力を見せつけてきた高島。インカレ4連覇を懸け迎えた今大会も予選から他艇を寄せ付けず、難なく決勝に駒を進める。迎えた決勝。スタートから抜け出すと、他艇との差はこぎを進めるにつれ広がり、終わってみれば2位と13秒差の圧勝。他選手も舌を巻くほどの実力で、4年連続で表彰台の一番上からの景色を拝んだ。校歌斉唱の際には感極まる場面も。「ホッとした」と4連覇のプレッシャーをはねのけ、言わずと知れた〝絶対王者〟となった。

 悲願達成とはならなかった。目標に〝男女総合優勝〟を掲げ迎えた今大会。総合優勝へ向け、求めたのは「チームの一体感」(高橋茜・商4=南陵)。それぞれのクルーの状況や悩みなどを共有するために「何度もミーティングを重ねた」(高島)。そうして1つとなった明大だったが、優勝は男女通じて女子シングルスカルのみと振るわず、男女ともに総合優勝まであと一歩届かなかった。

 今大会で4年生が引退し再スタートを切る端艇部。悲願のインカレ男女総合優勝は次世代に託された。先輩の雪辱を果たせるか。まずは来月に行われる全日本新人選手権で下級生が底力を見せる。

[加川遥稀]

試合後のコメント

高島

――インカレ4連覇です。

「ホッとしましたね。ゴールする前の景色と、横からの歓声を聞いたときに、この景色見たことあるなと4連覇の実感がわきました」

――「魅せる明治、愛集う明治」という目標は達成できましたか。

「近づくことはできたと思います。みんなが魅せるレースをしてくれましたし、監督の引退でこんなにも人が集まってくださって愛されているなと感じました」

角監督

――退任されるということで、今後への期待はありますか。

「色々な意味で継続しながら、守るものは守って、時代とともにやり方は変わっていいと思います。明治の魂、積極果敢な精神を鍛えるが根本にあると思います」