初週を1勝1敗で終え、リーグ戦第2週目を迎えた慶大。今週は中大、東洋大と強豪相手の試合が続くが、来週は土日を含め4試合を戦う過密日程だけにここで勝って勢いをつけておきたいところだ。第3節の相手は中大。昨年は1部に所属していた強敵相手に、慶大はどのように戦ったのだろうか。

2019/09/07(土) @東洋大学総合スポーツセンター
第95回関東大学バスケットボールリーグ戦第3節vs中大
 1Q2Q3Q4Q合計
慶大1115141959
中大2226211483
◆慶大スターティングメンバ―◆
 #4 山﨑純 (総4・土浦日大)
 #5 髙田淳貴(環4・城東)
 #6 工藤翔平(政4・慶應)
 #10 岩片悠馬(環3・広尾学園)
 #14 人見快(法2・慶應志木)

第1Q、中大に先制を許すと、リバウンドで主導権を握られ、徐々に点差を広げられる。オフェンスでは中大の積極的なパスカットに苦戦し、パスミスを連発してしまう。積極的にシュートを放ったがリングに嫌われ、思うように得点を挙げられない展開が続いた。山﨑が8得点をあげる活躍を見せるも点差は広がり、11-22で第1Qを終える。


山﨑はアグレッシブなプレーでチームを鼓舞した

第2Q、慶大は途中出場の泉友樹雄(経4・慶應志木)が幸先よくミドルを沈め、髙田のアシストを受けた人見のレイアップ、山﨑の3ポイントなども決まり13点まで開いた点差を8点まで縮める。ディフェンスでも24秒オーバータイムを奪うなど奮闘したが、終盤、中大の正確なミドルに苦戦。失点を重ねると、相手のオールコートプレスを攻略出来ず、点差を広げられてしまった。22点ビハインドで後半へ。


髙田はミドルで奮闘

第3Q、巻き返したい慶大だったが、流れを取り戻すことは難しく、じりじりとリードを広げられてしまう。工藤のアシストを受けた髙田のジャンプショット、人見の3ポイントがヒットし、山﨑が3連続得点を挙げるなど奮闘したものの、ボール運びを狙われ失点を繰り返してしまう。点差を29点とされ最終4Qへ。


終盤に存在感を示した水谷

第4Q、ここまでアグレッシブなプレーを続けていた中大に対して、鍛えてきたディフェンスが機能し始める。ディフェンスでリズムを作り、オフェンスに生かした。水谷祐葵(環1・四日市工業)、髙田、人見に3ポイントを沈めるなど徐々に慶大らしいオフェンスが見え始め点差を縮めたが、反撃もここまで。慶大は59-83で敗北を喫した。

 

立ち上がりで相手のプレスの強さに苦しみ思うように点数を挙げられず、逆に中大は確実なプレーで着実に点を挙げ、勢いを取り戻せないまま敗戦となってしまった。だが実力以上に、「気持ちで向こうの方が優っていたというのが悔しい」(山﨑)「消極的なミスが多かった」(泉)と、相手の勢いに押されてしまった面もあった。だが1部で戦ってきた中大のレベルは、目標とする1部昇格へ避けては通れない壁。気持ちを切り替え、明日の東洋大戦での勝利を目指す。

(戦評:染谷優真・写真:船田千紗)

以下、選手コメント

山﨑純(総4・土浦日大)

――試合を振り返って

もともと実力差のあるチームというか、中央大学は多分2部で1番強いぐらいのチームなので、本当に気持ちで負けてはいけないゲームだったのですけれど、勝敗どうこうより気持ちで向こうの方が優っていたというのが悔しいというか、チームで反省しなければいけないところかなと思います。

 

――ターンオーバーも多い試合でした

先週試合がなくて、2週間準備する時間があったので本当に中央大学・東洋大学のスカウティングをしていて、どちらもプレスがあるチームだと分かっていたので、運びのミスだったりをガード陣には常に言っていて、準備して来たつもりだったのですが、悪い部分が今日全部出たので、チーム練習として自分が徹底させられなかったのかなと思います。

 

――具体的にプレーとして徹底できなかった部分は

今1番をやっている人見が2年生で、水谷が1年生ということで、2人とも大学での試合経験がほとんどないですが、自分は2部のリーグ戦もトーナメントも出ているので、どのくらい強いプレスをしてくるかというのを伝えきれていなかったのかなと思います。

 

――後半ではディフェンスの強度もだんだんと上がってリズムが整い始めていた印象を受けました

点差が開いてきて勝敗が決まりだしてみんな肩の力がぬけたのかなと思うので、勝つためには自分たちのような高さや技術がないチームは気持ちを1Qの最初から出さないといけないので、後半からできたという部分は褒められることではないのかなと思います。

 

――明日に向けて改善していきたい点や目標は

今日の最後のミーティングでも言ったのですが、1日で上手くなれるわけではないので、切り替えて、頭をスッキリさせて、明日の東洋戦に勝つということしか伝えていないので、とにかく切り替えて頑張りたいと思います。

 

泉友樹雄(経4・慶應志木)

――試合を振り返って

試合の入りが悪くて、後半の点数を見ると互角だったので最初の入りの部分で今日の試合が決まってしまったのかなと思います。

 

――今日の作戦について

キープレイヤーが何人かいてその人たちのシュートをどうやって止めるかということを練習してきました。あとはガードの部分にプレッシャーをかけて抑えるという作戦でした。

 

――途中スティールやリバウンドを取られる場面が多かったが

消極的なミスが多くてリバウンドを全員で取りに行こうと言っていたのですが、そこを徹底することが出来ていなかったので明日の試合では直していきたいです。

 

――見えてきた課題は

前回と同じように純や淳貴がボールを持っている時間が長い中で、周りのプレイヤーがどう動いていけるのかとリバウンドの部分だったりをチーム全体として意識していくことです。

 

──明日の東洋大戦に向けて

明日も強い相手なのですが、今日の反省を生かして全員で戦っていきたいと思います。