ダートから転戦して来たマテラスカイは、直線半ばで失速し7着敗退となった。スタートから押して行き、芝馬にも劣らず先手を奪ったがラストは流石に力尽き後退。鞍上の武豊騎手は「本来の姿の手前」と、同馬のコンディションがを気にかけている様子だった。…

 ダートから転戦して来たマテラスカイは、直線半ばで失速し7着敗退となった。スタートから押して行き、芝馬にも劣らず先手を奪ったがラストは流石に力尽き後退。鞍上の武豊騎手は「本来の姿の手前」と、同馬のコンディションがを気にかけている様子だった。

7着 マテラスカイ
武豊騎手
「芝がというより、何かいつもの走りではありませんでした。ダッシュに関してもダートのレースと芝スタートを比較しても良くなかったと思います。本来の姿の手前という感じでした」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 8日、阪神競馬場で行われた11R・セントウルステークス(G2・3歳上オープン・芝1200m)で1番人気、C.ルメール騎乗、タワーオブロンドン(牡4・美浦・藤沢和雄)が快勝した。3馬身差の2着にファンタジスト(牡3・栗東・梅田智之)、3着にイベリス(牝3・栗東・角田晃一)が入った。勝ちタイムは1:06.7のレコード(良)。

 2番人気で福永祐一騎乗、ミスターメロディ(牡4・栗東・藤原英昭)は、8着敗退。

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3馬身差レコードV!

 中一週で挑んだタワーオブロンドンが圧倒的な強さを見せつけて、スプリンターズステークスへ向けて視界良好だ。レースでは後方から先行争いを見ながら虎視眈眈と折り合いをつけ、直線半ばであっという間に先行各馬を捉えて突き放した。レコードVのオマケもついての完勝。前走後、ルメール騎手は「スプリンターだと思っていた」と語っており、それを自らの手で証明する形となった。

タワーオブロンドン 13戦6勝
(牡4・美浦・藤沢和雄)
父:Raven’s Pass
母:スノーパイン
母父:Dalakhani
馬主:ゴドルフィン
生産者:ダーレー・ジャパン・ファーム

【全着順】
1着 タワーオブロンドン
2着 ファンタジスト
3着 イベリス
4着 ペイシャフェリシタ
5着 キングハート
6着 ダイメイプリンセス
7着 マテラスカイ
8着 ミスターメロディ
9着 モーニン
10着 カイザーメランジェ
11着 ラブカンプー
12着 タマモブリリアン
13着 アンヴァル