9月7日、中山競馬場で行われたG3・紫苑ステークスは、2番人気のパッシングスルーが外から伸びて、2着とハナ差の激戦を制した。1番人気に支持されたカレンブーケドールは直線で一旦先頭に立つも3着まで。紫苑ステークス、勝利ジョッキーコメント1着…

 9月7日、中山競馬場で行われたG3・紫苑ステークスは、2番人気のパッシングスルーが外から伸びて、2着とハナ差の激戦を制した。1番人気に支持されたカレンブーケドールは直線で一旦先頭に立つも3着まで。

紫苑ステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 パッシングスルー
戸崎圭太騎手
「レース終わってから勝ったかなと思ったんですけど、あがってきてレース映像見たらヒヤヒヤものですね。大外でしたので、どういう形になるかなと思ったんですけど、スタートも良く二の足もついていたのでスムーズな競馬ということで3番手になりましたけど、その後も終始手応えも良かったですし、自分の馬の仕掛けどころを間違わなければなという感じでした。とても乗りやすくて、牝馬のわりにもパワーも力もあるような感じなので本当に楽しみな馬だなと思いますね。(G1)も期待してもらいたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 7日、中山競馬場で行われた11R・紫苑ステークス(G3・3歳オープン・牝・芝2000m)で2番人気、戸崎圭太騎乗、パッシングスルー(牝3・美浦・黒岩陽一)が快勝した。ハナ差の2着にフェアリーポルカ(牝3・栗東・西村真幸)、3着に1番人気のカレンブーケドール(牝3・美浦・国枝栄)が入った。勝ちタイムは1:58.3(良)。

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ルーラーシップ産駒 パッシングスルー


 ゴール前の大激戦制したのは戸崎圭太とパッシングスルーだった。外目からスムーズに先行したパッシングスルーは3番手のポジションにスッとつけて、ゆったりとしたペースの中折り合い良く追走。直線では1番人気のカレンブーケドールを目掛けた攻防となり、ラストは内から来たフェアリーポルカ、外からパッシングスルーの写真判定の結果、パッシングスルーに軍配が上がった。

パッシングスルー 5戦3勝
(牝3・美浦・黒岩陽一)
父:ルーラーシップ
母:マイティースルー
母父:クロフネ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 パッシングスルー
2着 フェアリーポルカ
3着 カレンブーケドール
4着 レッドベルディエス
5着 フィリアプーラ
6着 ローズテソーロ
7着 エアジーン
8着 クールウォーター
9着 スパークオブライフ
10着 グラディーヴァ
11着 アップライトスピン
12着 メイクハッピー
13着 トーセンガーネット
14着 レオンドーロ
15着 ウエスタンランポ