京都大学 - 近畿大学 2019年9月7日(土)16:30~18:35 於:EXPO FLASH FIELD  天候:晴れ  観衆:1,500人 チーム                    1Q  2Q  3Q  4Q  合計 京都…

京都大学 - 近畿大学

2019年9月7日(土)16:30~18:35
於:EXPO FLASH FIELD  天候:晴れ  観衆:1,500人

チーム                    1Q  2Q  3Q  4Q  合計

京都大学(1-1-0)     0   10    0    0   10

近畿大学(0-2-0)     0     0    0    3     3

関西学生リーグDiv.1第2節の1日目第一試合。早くシーズン1勝目が欲しい京都大学GANGSTERSと近畿大学KINDAI BIG BLUEの対戦。

試合開始から両チームとも大きな動きを見せなかったが、先に仕掛けたのは近畿大。自陣16ヤードから2回目の攻撃シリーズ。

WR#10 大倉の28ヤードラン、QB#3 清水からWR#2 谷口への29ヤードパス、RB#34 八木のランで敵陣11ヤードまで攻め込んだ。4th ダウンで、26ヤードフィールドゴールを試みるが失敗。先制点をあげることは出来なかった。

続く第2Q開始早々には、京都大が勝負をかける。
センターからスナップされたボールは直接RB#23 シルツの元へ。近畿大ディフェンス陣がQBに気をとられている間に、シルツが独走状態となった。

「今日のために用意していたプレー。緊張は特にしていなくて、ロングゲイン出来ると思っていた」とシルツ。そのまま72ヤードを駆け抜けタッチダウン。京都大が先制点をあげた。「独走状態になった時、これはもらったなと思った。自分はただ走っただけで、みんなのブロックのおかげ。オフェンス全員で上手く決められた」(シルツ)と、振り返った。

これでペースを掴んだ京都大。直後の攻撃を3アンドアウトで抑えると、自陣46ヤードからの攻撃では、QB#16 中畑からWR#34 大阪への29ヤードパスで敵陣へ攻め込むと、K#7 丸山が33ヤードのフィールドゴールを決め、3点を追加。10-0とした。

近畿大はパスを中心に懸命に攻撃を仕掛けるが、エンドゾーンまでは遠く、得点することなく前半を終えた。

第3Q、近畿大はP#18 前田の好パントで敵陣深くまで押し込むと、続く京都大の攻撃もしっかり止め、敵陣35ヤードと好位置からの攻撃となる。しかしここでもあまり前進することが出来ず、34ヤードフィールドゴールも失敗に終わってしまう。

0点のまま終わるわけにはいかない近畿大。第4Q3分41秒、自陣20ヤードからの猛攻をみせる。
QB#3 清水は、WR#17 福山や谷口、#15 西尾らにパスを投げ込み、敵陣17ヤードまで陣地を進める。さらにRB八木のランでゴール前5ヤードまで進む。しかしここからタッチダウンには至らない。

最後はK#27 畠中が22ヤードフィールドゴールを決め、3点を得た。
粘る近畿大は、次の攻撃でも敵陣16ヤードまで攻め込むが、パスが決まらずタイムアップ。試合終了となった。

近畿大の主将DL#4清水は「オフェンスはチャンスを全く活かしきれていなかった。ディフェンスは止められていたのに、1つのミスで大きくゲインされてしまい、最後までやりきることが出来なかった。ディフェンスとしては、ロングパスでの1発タッチダウンや、ビッグゲインをされることをなくしていきたい。主将として4回生としてではなく、いちフットボーラーとして常に勝ちたいと思っている」と、貪欲にチーム全体での立て直しを図るつもりだ。

結果的に京都大は、RBシルツのスペシャルプレーでのタッチダウンと、K丸山のフィールドゴールのみでの得点だった。しかし、ディフェンス陣がその少ない得点をしっかりと守り切った。LB#45 榎原、#47 草深の素早いタックル、DL#99 渡部、DB#1 村井のサックなど、ディフェンスチームの頑張りがその原動力となった。

Text;高田妃菜 (Pump Up 学生アメフト)