現地5日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)で、今年の「全米オープン・スポーツマンシップ賞」がUSTA(全米テニス協会)から発表され、女子からは大坂なおみ(日本/日清食品)、男子からはディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が選ばれた。

選出に際して選考委員会の共同議長であるトッド・マーティン氏は「ナオミとディエゴの両名は、競技者・アスリートとして素晴らしい人たちです。しかし今年の全米オープンと今夏を通して、コート上でのプレーよりはるかに感動的なスポーツマンシップを彼らは実践してくれました」とコメント。

3回戦のココ・ガウフ(アメリカ)との対戦後、大坂がガウフを誘いオンコートインタビューをしたことは、メディアやSNSで大きな話題になったばかり。また、シュワルツマンもアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)との4回戦で、ポイントを失う警告でズベレフが主審に抗議をした際、シュワルツマンが助け船を出す一幕があった。

この賞についてマーティン氏は「高度なスポーツマンシップ、フェアプレーの姿勢、テニスコート内外で互いに尊重し合うこと。彼らが伝えて刺激を与えてくれることで、子どもたちやその親たちが成長して実践できるのです。この根底にあるのは、勝利よりもフェアであることがより大切だという倫理的概念です」と説明する。

受賞者には、トロフィーと寄付先を決めることができる5,000ドル(約53万5000円)が贈られる。

また2016年には、同賞に錦織圭(日本/日清食品)が選ばれたことがある。

(テニスデイリー編集部)

※為替レート:2019年9月7日時点

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ(左)とシュワルツマン(右)

(Getty Images)