TEAM
早 大
立正大
(早)西垣、田中星、森田―岩本
◇(二塁打)福岡、岩本、加藤、中川卓

 東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)開幕までわずか1週間。8月上旬から始まった夏季オープン戦はもうすぐ終わろうとしている。残り3試合となったこの日、安部球場で立正大とのオープン戦が行われた。早大は初回に6点を奪う猛攻を見せ、3回にも1点を追加。序盤に大量リードし主導権を握ったかに思えたが、先発・7が5回に4失点、6回に1失点と怒とうの反撃を食らう。さらに9回、2死一、二塁の場面で相手の右前打を7が捕り損ね、その間に走者が2人生還。7-7の同点に終わり、投打がかみ合わない結果となった。

 初回から早大打線が爆発した。7が中前打で出塁すると、7が内角ストレートを捉える。右中間を破る適時二塁打を放ち1点を先制した。そして加藤も右前打し、1死一、三塁。すると続く7の打席で相手投手が暴投。その間、一塁にいた加藤は二塁へ。ここで流れを止めるわけにはいかない。檜村は低めの変化球を左前へ運んだ。左翼手の敵失もあり、加藤までも本塁生還した。打線はまだまだつながる。7が左前打を、さらに7は右中間を破る二塁打を放つ。送球が乱れる間に一塁走者・蛭間も生還した。続く7の打席でまたしても相手投手の暴投があり、さらにもう1点。初回に6点を奪った。そして3回、再び好機が到来する。先頭の蛭間が右前打で出塁。次打者は倒れ中川卓に打順が回る。甘く入った初球のストレートを逃さなかった。打球はぐんぐんと伸び右中間へ。これが適時二塁打となり、7点目を追加した。4回以降は安打が出るも得点には結び付かず。スコアボードにゼロが並んだ。


右中間を破る先制適時二塁打を放つ福岡

 一方先発としてマウンドに上がった西垣は、緩急のギアを巧みに操り硬軟自在の投球で相手打線を翻弄(ほんろう)。4回まで無失点に抑える。しかし5回、自らピンチを招いた。四球を出した後3安打を浴び、ついに1点を許してしまう。犠飛でさらに1点を追加されると、後続には四球を与え2死満塁に。続く打者には中前へ2点適時打を浴び、さらに2点を奪われた。流れが相手に傾いた。続く6回にはまたしても得点を許す。右翼線を破る二塁打から犠打で進められ、1死三塁とピンチの場面。ここでセーフティスクイズを決められた。代わって7回には7が、8、9回には森田直哉(スポ2=早稲田佐賀)が登板。8回まで両救援は相手打線に得点を与えなかったが、9回に再びピンチが訪れる。1死一、二塁となるも、後続を中飛に抑え勝利は目前であった。しかしここから予想もしなかった展開に。続く打者の捉えた打球は右前へ。それを加藤が捕球し、持ち前の強肩を生かしたバックホームで本塁突入を封じる――。はずだった。加藤は打球を捕り損ね大きくはじく。その間に2人の走者が生還し同点に追い付かれ、引き分けに終わってしまった。


中盤につかまった先発・西垣

 初回に打線が爆発した早大。しかし中盤以降に怒とうの追い上げを食らい、勝利が目前であった9回には失策で同点に追い付かれてしまった。直近10試合でわずか1勝と白星から見放されている早大。笑顔で秋季リーグ戦を終えられるよう、あと1週間チームや個々の課題を見つめ直してほしい。

(記事 西山綾乃、写真 後藤泉稀、倉持七海)

 

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