東京2020オリンピック・パラリンピックを来年に控え、日本でもにわかに注目を浴び始めたアウトサイダーアート、アール・ブリュット(生の芸術)。既存の西洋美術教育の規範を離れた場所で制作される表現のことを指し、心身に障がいのある作家も多く含まれる。コンセプト重視の現代美術と対をなす一つの概念として、精神的な面から美術を再考する世界的に大きな潮流となっている。

そんな心身に障がいのある芸術家による展覧会「現代 アウトサイダーアート リアル -現代美術の先にあるもの-」が、9月7日(土)より東京・表参道のGYRE GALLERYで開催される。

表現することが生きることに直結し、時に一人だけの世界で制作をする障がいのある人々。それは、人が表現をすることとは何なのかを問うている。その根源的な欲求が現れた作品は人間の本能に働きかけ、激しく精神を揺さぶる。

展覧会では現代の日本で精力的に活動する36名の作品を厳選して紹介。さらに、この分野の芸術がどのようにして発見され発信されてきたかを振り返る。現代美術の先にあるアウトサイダーアートの世界をこの機会に堪能し、社会の多様性に改めて思いを巡らせてみてはいかがだろう。

現代 アウトサイダーアート リアル
-現代美術の先にあるもの-

会期:2019年9月7日(土)〜2019年10月27日(日) 11:00〜20:00
会場:表参道 GYRE GALLERY
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE3F
無休 入場無料
https://gyre-omotesando.com/artandgallery/outsiderart/

出展作家:GAKU・加地英貴・高山勝充・茶薗大暉・山根ゆか・有田京子・黒瀬貴成・ミルカ・りくと・尾崎玖弥佳・吉田幸敏・ほんままい・岡部志士・西川泰弘・野口敏久・白田直紀・箭内裕樹・渡邊あや・藤橋貴之・XL・櫻本京一・伊藤太郎・岩本義夫・三本木海人・水野貴男・神楽谷・藤原正一・西原清次・井上優・大家美咲・岡元俊雄・城谷明子・中尾涼・杉本英司・西下紘生・山本鷹一 以上36名

特別出展:近江学園(村木勇)・落穂寮・なかよし窯(澤田真一・紺谷彰男)・びわこ学園(葛田恵美・梅本良純)