現地6日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会12日目、男子シングルス準決勝、男子ダブルス決勝、女子ダブルス準決勝、車いす男子シング…

現地6日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会12日目、男子シングルス準決勝、男子ダブルス決勝、女子ダブルス準決勝、車いす男子シングルス準々決勝、車いす女子シングルス準々決勝が行われる。

男子シングルス準決勝。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。両者は今回が初対戦となる。

「全米オープン」で4度目の優勝を目指すナダル。準々決勝では第3セットでトレーナーを呼び、左腕をマッサージしてもらっていた。しかし本人は、試合後のオンコートインタビューで「フィジカルは大丈夫。今日は少しヘビーな日だった」と話した。

そして準決勝の相手ベレッティーニについては「彼はビッグなフォアハンドを持っている。そして、この大会では大きな自信を持ってプレーしているので、僕にとって大きなチャレンジになると思う」と警戒している。

ナダルとベレッティーニの準決勝はセンターコートの第3試合で、日本時間7日の午前6時30分以降に開始予定だ。

もう一方の準決勝では、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と世界78位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が対戦する。両者は今回が3度目の対戦で、過去の対戦成績は1勝1敗のイーブン。

メドベージェフは準々決勝で第23シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を破り、今回が自身初のグランドスラムベスト4入り。対するディミトロフは準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)から初勝利を収め「全米オープン」では初のベスト4入りを果たした。

自身初のグランドスラム決勝への切符を掴むのは、どちらの選手か。

そして車いすの部は、シングルスの初戦が行われる。

車いす男子シングルス準々決勝では、第2シードの国枝慎吾(日本/ユニクロ)がアルフィー・ヒュウェット(イギリス)との初戦に臨む。過去対戦成績では国枝が8勝6敗と勝ち越しているが、前年2018年の「全米オープン」では決勝でヒュウェットに敗れた。国枝が前年の雪辱を果たせるか注目される。

車いす女子シングルス準々決勝では、こちらも第2シードの上地結衣(日本/三井住友銀行)がアニーク・ファンクォト(オランダ)と対戦する。両者の過去対戦成績は、上地の27勝19敗。

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【9月6日の注目ドロー】

◆「全米オープン」

男子シングルス準決勝

[24]マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)対 [2]ラファエル・ナダル(スペイン)

[5]ダニール・メドベージェフ(ロシア)対 グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)

男子ダブルス決勝

[1]フアン セバスチャン・カバル (コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)対 [8]マルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)

車いす男子シングルス準々決勝

アルフィー・ヒュウェット(イギリス)対 [2]国枝慎吾(日本/ユニクロ)

車いす女子シングルス準々決勝

アニーク・ファンクォト(オランダ)対 [2]上地結衣(日本/三井住友銀行)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)