6日、富山の地で大学ソフトボールの頂点が決まる大会が幕開けした。この日に懸ける、1人の大学アスリートの想いを伝えたい。

「大学生活をほとんどソフトボールに費やしました。正直なところ、部活しかしてないです」

この言葉の主は、丹野太郎選手。彼は、早稲田大学で男子ソフトボール部の主将を務める4年生。部内では、10番を背負いチームを牽引する存在だ。

早稲田大学・丹野太郎選手

昨年夏の決勝大会での悔しさをバネに1年間、学業と競技の2本柱で走り続けてきた。

「昨年、決勝で(日体大に)ボロボロに負けてしまいましたが、今年は必ずやり返します。一戦必勝、チーム全員で勝ちまくります」

快晴に恵まれた富山県岩瀬スポーツ公園で、開幕の時を迎えた「第54回全日本大学男子ソフトボール選手権大会 」。

大学生活をほとんどソフトボールに費やした丹野主将の夏は、僅か数日後には幕を閉じる。高校一年生から向き合ったソフトボール人生が、一区切り。この区切りを前に感謝したい人がいる。まずは、大学生活を支えてくれた両親。そして、こんな言葉も残してくれた。

「感謝したい人は僕に関わってくれた人、全てです」

感謝の想いを胸に、大学生アスリート・丹野太郎の夏は、富山でゆっくりと時を刻む三日間だ。昨年の準決勝・国士舘大学戦。あの夏の激闘も、ふとした瞬間に頭をかすめる。

仲間たちの応援のチカラからも後押しされた夏。物凄い数の大応援団が押し寄せた昨年大会、4年生の個人応援歌のクオリティーの高さに感動した夏。結果を出したかったあの夏の悔しさを晴らすべく、リベンジの夏はやってきた。

大会直前、取材中の雑談で大学生らしいエピソードを教えてくれた。彼のパワーフードは「焼き肉」なのだという。

「特にホルモン系が好きですね!」

こんな学生らしい元気な受け応えも、魅力のひとつ。大学アスリートのなかでも、彼のハートの熱さはピカイチだろう。目指すは、優勝。

早稲田大学ソフトボール部主将・丹野太郎選手が勝利の焼き肉を仲間たちと頬張る姿を目撃したい。最後の夏を、バットのように思いっきり振り抜く、彼のソフトボール人生を応援したい。

頑張れ!丹野主将。最後の夏を最高のパフォーマンスとプレーで締めくくるために。

取材・文/スポーツブル編集部

文部科学大臣杯第54回全日本大学選手権大会

ライブ配信予定:(男子)9月8日(日):準決勝&決勝

大会期間:9月6日(金)~9月8日(日)【予備日:9月9日(月)】

会場:富山市民球場・岩瀬スポーツ公園 

主催(公財):日本ソフトボール協会・全日本大学ソフトボール連盟

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