先日「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の男子シングルスで、惜しくもアレックス・デミノー(オーストラリア)に2-6、4-6、6-2、3-6で敗れ、3回戦敗退となった錦織圭(日本/日清食品)。

10月には、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)も出場予定の「楽天ジャパンオープン」(東京・日本/9月30日~ 10月6日)へ出場、そして、ユニクロによるイベント「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」での、ロジャー・フェデラー(スイス)とのエキシビションマッチが控えており、錦織にとっては、ひさびさのビッグ3との対戦に期待がかかる。錦織が今後ビッグ3を倒し、グランドスラム初優勝を飾る日がくるかとの問いに、「難しいところだね。成し遂げるにはまだ、かなり課題が山積みだと思うよ」とジョン・マッケンロー(アメリカ)が答えている。

「ビッグ3を相手に主導権を握るのは、彼には難しいだろう。彼は、逆に主導権を渡してしまうんだ」

「錦織のボールへの反応も、十分ではない。しっかりと先を読んで、持ち前のスピードで優位に立とうと試みてはいる。しかし、そうやってフェデラーに挑んでも、フェデラーはその上を行くんだ」

「もちろん、自分の上を行く選手たちは常にいる。ビッグ3たちが長く頂点に君臨し続けていることにも理由があるのさ。彼らは多くの選択肢を持っていて、必要に応じて使い分けているんだ」

「錦織は、しっかりとサーブの強化に取り組んできているし、ボレーの技術も向上している。ビッグサーバーではない彼が、サーブ&ボレーを多用してくる日もそう遠くないかもしれない」

「もちろん彼は、できることをすべてやって、果敢にビッグ3にくらいついていると思う。それについては、自分を誇るべきだ」マッケンローは、このように錦織を分析した。

錦織は「全米オープン」開幕前の記者会見で、「ビッグ3には勝ちたいけれど、いまだに彼らのレベルは段違いだと思います」とコメント。しかし、活躍する若手選手たちが、現状を変えていくだろうとも語り、「僕も、活躍する若手選手たちに混じって、いつかマスターズやグランドスラムで優勝したい」と続けた。

「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」でのフェデラーとの対戦、エキシビションマッチとはいえど、錦織がどのように彼と戦うのか、そして勝利することができるのか注目が集まる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全米オープン」での錦織

(Photo by Mike Stobe/Getty Images)