◆2019年度夏季オープン戦◆9月4日 対国学院大 立大新座キャンパス 4連敗で迎えた国学院大戦。中﨑(観3=立教新座)は一安打しか許さない、安定した投球を見せた。打っては、初めから積極的にバットに当てる姿勢を見せていた。6回には、太田…

◆2019年度夏季オープン戦◆

9月4日 対国学院大 立大新座キャンパス

4連敗で迎えた国学院大戦。中﨑(観3=立教新座)は一安打しか許さない、安定した投球を見せた。打っては、初めから積極的にバットに当てる姿勢を見せていた。6回には、太田英(コ2=智辯学園)が本塁打を打ち、流れは立大にものに。7回で、一死一、二塁のチャンスで代打の伊藤智(コ3=高田)が三塁打を放ち追加点を獲得し、3点差で勝利を挙げる。


7回を1安打におさえた中﨑


今日の守備は、かなり落ち着いていた。中﨑は1回に安打を許すも、その後は打って取らせるプレーで7回まで投げきる。救援の中川(コ3=桐光学園)も無安打でつなぎ、完封。守備の中では、遊撃手である宮慎(コ3=市立船橋)の活躍が光った。7回には投手の頭上を通過した球を宮慎が拾い、素早い切り替えで一塁に送球。このファインプレーには、歓声が上がった。


本塁に帰還する宮﨑仁(コ1=大阪桐蔭)

引き分けのまま迎えた6回、試合の流れを変えたのは今季絶好調の太田であった。高く上がった打球は、綺麗な放物線を描き、スタンドへ吸い込まれていき、先制点を獲得した。

この流れに乗りたい立大。7回に宮﨑仁の長打により、一死一、二塁となる。ここで打席に立ったのは立大の切り札、伊藤智だ。ベンチからはこのチャンスを逃すまいと声援が送られる。伊藤智が放った打球は三塁打となり、2点を追加。

4試合ぶりに白星をあげた立大。この勝利は今後のオープン戦と、来週から始まる秋季リーグに向け、復調のきっかけとなる試合になるだろう。

(9月4日 松下ひまり)