アメリカ・シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~21日/賞金総額250万3250ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのシモナ・ハレプ…

 アメリカ・シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月15~21日/賞金総額250万3250ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)がアニカ・ベック(ドイツ)を6-3 6-1で退け、3回戦に駒を進めた。

 シンシナティで3度準々決勝に進んでいるハレプは、昨年は決勝でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に敗れていた。彼女は次のラウンドで、第17シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6–2 6-2で下した予選勝者の22歳、ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)と対戦する。オーストラリア・メルボルン在住のガブリロワは、元々はロシア国籍でプレーしていたが、昨年12月に国籍をオーストラリアへ変更した。

 日本の土居美咲(ミキハウス)はクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)を2-6 6-3 6-4で下した。土居は3回戦で第15シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。火曜日に2回戦を終えることができた唯一の選手であるプリスコバは、そこでエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 6-1で下して勝ち上がっていた。

 予選を勝ち上がって本戦入りした奈良くるみ(安藤証券)は、反対に火曜日に行えなかった1回戦をこの日戦い、6-4 4-6 7-5の大接戦の末にビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を倒した。雨により予定がずれ込み、この日、2試合を戦うことを強いられている奈良は、同日、10番コートの最終試合に組まれている2回戦で、第16シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と戦う予定になっている。

 そのほか第6シードのロベルタ・ビンチ(イタリア)がツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)に7-5 6-3で勝った。第9シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)は、6-2 1-0とリードしたところで、相手のアリゼ・コルネ(フランス)が棄権したため、3回戦に進出。第10シードのジョハナ・コンタ(イギリス)は予選勝者のドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-3で下した。バーボラ・ストリコバ(チェコ)は第14シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)を7-6(11) 6-3で退けた。(C)AP