「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝で、第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第13シ…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝で、第24シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第13シードのガエル・モンフィス(フランス)と対戦。3-6、6-3、6-2、3-6、7-6(5)でベレッティーニが勝利し、準決勝進出を果たした。試合時間は3時間57分。

今回が初対戦となった両者。4時間近くにもなった死闘を制したベレッティーニは、自身初となるグランドスラムベスト4入りを果たした。

第1セットを落としたベレッティーニだが、ブレークポイントを握り合う激しい展開の末に第2セットを取ると、第3セットも連取。第4セットをモンフィスに奪われたが、第5セットをタイブレークの末に取り、勝利を決めた。

第5セットの第9ゲームで一旦はマッチポイントを握ったベレッティーニ。ここで決まるかと思いきや、痛恨のダブルフォルトをしてしまい、チャンスを逃す。そして粘るモンフィスに第12ゲームで2本、タイブレークでも1本と合計4本のマッチポイントをしのがれるという、まさに紙一重での戦いとなった。

勝利後のオンコートインタビューでベレッティーニは「相手にマッチポイントがなかったのがラッキーでした。これくらいの、ほんの少しの差しかありませんでした。この結果に誇りを持ちたいです」と語った。

勝利したベレッティーニは、現在行われている第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第20シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)の勝者と準決勝で対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのベレッティーニ

(Photo by Elsa/Getty Images)