現地4日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第20シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)…

現地4日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会10日目、男子シングルス準々決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第20シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。試合はセンターコートの第4試合で、日本時間5日の午前10時頃に開始予定。

両者の過去対戦成績はナダルの7勝0敗。直近で対戦したのは3月のハードコート大会「ATP1000 インディアンウェルズ」で、その時はナダルが6-3、6-1のストレートで勝利した。

「全米オープン」で4度目の優勝を目指すナダル、今大会4回戦では2014年の同大会覇者であるマリン・チリッチ(クロアチア)を破って勝ち上がった。なお、今大会ここまでナダルが落としたセット数は、チリッチに奪われた1セットだけ。2回戦は相手の試合前棄権により不戦勝している。

対するシュワルツマンは、4回戦で第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破っての勝ち上がり。今回は同大会2年ぶり2度目のベスト8進出であり、自身初のグランドスラムベスト4入りをかけてナダルに立ち向かう。

大会公式サイトによると、ナダルは4回戦後の記者会見でシュワルツマンについて「彼はツアーで最も才能のある選手の一人だ」と話した。

「彼は驚くべきコントロール、驚くべきスピードといったすべてを持っている。彼は相手のショットを非常によく読み、試合をとてもうまく理解する力を持っている」「準決勝に行くチャンスを掴むために、次の試合で僕は最高のプレーをする必要がある」

第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)や第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が姿を消した今、優勝候補筆頭となるナダル。過去負け無しのシュワルツマンを相手に、どのような試合を見せるか。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報とハイライト動画の配信を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのナダル(左)とシュワルツマン(右)

(Getty Images)