「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)4回戦で、左肩の故障のため途中棄権したノバク・ジョコビッチ(セルビア)。次戦は東京で行われる「楽天ジ…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)4回戦で、左肩の故障のため途中棄権したノバク・ジョコビッチ(セルビア)。次戦は東京で行われる「楽天ジャパンオープン」を予定しており、状態が心配されるが、出場したい意向は変わらないという。

Tennis World USAによると、ジョコビッチは肩の状態について「痛みはこの数週間ほぼ変わらず、いつもより痛むときもあればそれほどでもない日もあり、即効性のある痛み止めをいろいろ使っている。効くこともあれば効かないこともある。テニスをしないでいる方が肩に良く、回復が早められる」と、休養が必要であることを語っている。

ただ、すでに出場予定がアナウンスされている9月30日開幕の「楽天ジャパンオープン」には、現時点では出場したいとのことだ。

「東京でプレーすることを計画しており、うまくいけばプレーできる。今シーズンはまだ完全に終わっていないが、僕にとってのグランドスラムシーズンは終了。4つのうち2つで優勝できたし、全仏オープンでは準決勝まで進めたので、文句はない」

「楽天ジャパンオープン」は、昨年は東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開催されたが、今年は東京・江東区の有明コロシアムおよび有明テニスの森公園にて、9月30日より本戦が行われる。

ジョコビッチの他には、錦織圭(日本/日清食品)、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)、ダビド・ゴファン(ベルギー)らが出場予定だ。

待望の同大会初出場予定のジョコビッチが、無事回復し、世界最高峰のプレーを見せてくれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)