ヤクルト―広島22  通算200本塁打を達成し、記念のボードを掲げるヤクルト・山田哲=神宮【写真提供:共同通信社】


■山田哲人(東京ヤクルト)
○11−7 vs広島東洋(神宮)
打撃成績/三ゴロ、遊ゴロ、見三振、左2①、左2、左本④

 東京ヤクルト山田哲人が4日の広島東洋戦で今季33号のサヨナラ満塁本塁打を放ち、球団最年少でのプロ通算200号を達成した。

 序盤から乱打戦となった試合。自身は3打席目までは凡退していたが、6回の第4打席、8回の第5打席と連続2塁打を放って完全にアジャスト。そして迎えた9回裏、四球と相手エラーなどで無死満塁の後、荒木貴裕、青木宣親が倒れて2死となったが、「自分が決めるという気持ちで、強い打球を打とうと思って打席に入った」と広島東洋・フランスアの2球目、153キロのストレートに鋭く反応。これが「自分でもビックリしている」と言いながらも「しっかり捉えることができたのでホームランになると思った」と振り返るレフトへの劇的なサヨナラ満塁弾。「今年一番気持ちよかった」とダイヤモンドを一周し、満面の笑みでナインの祝福を浴びた。

 この一発でプロ通算200号本塁打も達成。27歳1カ月での到達は、清原和博、王貞治、松井秀喜、張本勲に続く史上5番目の若さで、ヤクルトでは池山隆寛の27歳9カ月を抜く球団最年少記録となった。今季は現時点で打率が2割7分台だが、連続盗塁成功の日本記録を樹立するなど貫禄のシーズンを過ごしている。チームは最下位に低迷するが、「最後まであきらめず一戦一戦、今日みたいな試合を続けていきたい」と神宮ファンに誓った。