<写真・S2で粘りのプレーを見せた明河>   9月4日、大阪府江坂テニスセンターにおいて、2019年度関西大学対抗テニスリーグ戦(対園女大)が行われ、関学は通算0勝5敗で敗北した。 初戦を0勝5敗で落とした関学。王座出場へ向け、何としても勝…


<写真・S2で粘りのプレーを見せた明河>

   9月4日、大阪府江坂テニスセンターにおいて、2019年度関西大学対抗テニスリーグ戦(対園女大)が行われ、関学は通算0勝5敗で敗北した。

 初戦を0勝5敗で落とした関学。王座出場へ向け、何としても勝利を挙げるべく2戦目に臨んだ。ダブルス1(D1)は、吉田(国3)・北本(人2)組、D2は明河(経3)・石川(教2)組と、初戦とは逆の配置で挑んだ。吉田・北本組は、全日本インカレでも上位進出を果たした相手ペアとの対戦。序盤から、吉田の正確なショットと、北本の力強いボレーで一歩も引かない戦いを披露した。しかし、第1セット終盤から徐々に離されると、ストレート負けを喫した。一方、明河・石川組は、第1セットからガッツあるプレーを披露し、相手を圧倒。6-3で第1セットを獲得した。しかし、第2セットから相手の勢いにのまれ、逆転負け。0勝2敗でシングルスへ向かった。迎えたシングルスでは、シングルス1(S1)の吉田は、全日本インカレ準優勝の相手との5度目の対戦。初勝利を狙う吉田は、第1セットからキレのあるショットで、リードする展開に。しかし、前関西女王の壁は厚く、ストレート負けとなった。S3の石川は、長身を生かしたダイナミックなプレーで第1セットを先取。チームの今年のリーグ戦初勝利が見えたが、第2セットを落とすと、第3セットも懸命に粘ったが、巻き返してきた相手にあと一歩及ばず。悔しい敗北を喫した。最後に行われたS2の明河も、苦手な相手に終始苦戦。第2セットは立て直し、タイブレークまで持ち込むも、最後はストレートで敗れた。これらの結果、関学は0勝5敗。またしても0勝と、今後にやや暗雲の立ち込める結果となった。

   次戦は9月6日、同会場にて関大とのリーグ第3戦が行われる。

【試合結果】

D1 吉田・北本(3-6、0-6)

D2 明河・石川(6-3、3-6、2-6)

S1 吉田(4-6、3-6)

S2 明河(2-6、6(4)-7)

S3 石川(6-3、1-6、4-6)

試合後のコメント

越智優果主将(教4)「きのうに引き続き、きょうも流れをつかみ切ることができなかった。D2も第1セットを獲得したのに、ファイナルまで相手に押し切られた。姫大戦から、競った試合を取り切れていない。選手たちもまだ、勝てるイメージを持てていないと思う。関大戦では、1本を取るのも難しくなるが、選手がのびのび試合をできるように、全員でサポートしたい」