ヒュンダイは、WRCスペイン(10月24−27日)のドライバーに、セバスチャン・ローブを起用することを発表した。ローブはヒュンダイと2年契約を結んでいるが、今季のWRC参戦はこれが6戦目。今季のWRC参戦プログラムは、これが最後になると見られる。昨年のスペインでは5年以上ぶりの優勝を飾っており、今季もスペインの参戦が濃厚と見られていた。一方で、今季のWRC参戦は5月のポルトガル以来。今季ここまでのベストリザルトは、チリ戦での3位となっている。スペインでは、ティエリー・ヌービル、地元のダニ・ソルドとともにi20クーペWRCを駆る。

また、ウェールズ・ラリーGB(10月3−6日)ではクレイグ・ブリーンを起用することも発表された。電撃起用された8月のラリーフィンランドでは、序盤はヒュンダイ勢最上位で力量を見せつけ、最終日はドライバーズ選手権タイトルを争うヌービルの順位を上げるためにペナルティを受けて順位を下げるなど、チームに貢献した。その後は、i20 R5で初めて参戦したウルスターラリーを制して、アイルランド・ターマック選手権タイトルを決めている。GBでは、ヌービル、アンドレアス・ミケルセンがチームメイトとなる。

チーム悲願のマニュファクチャラーズ選手権タイトル獲得を目指し、今季は5人のドライバーをイベントによって使い分けているヒュンダイ。タイトル争いでは現在、首位に立っているものの、前戦ドイツでポディウムを独占した2位のトヨタとの差は8ポイントに縮まっている。