「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会9日目、男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界78位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。6-3、…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会9日目、男子シングルス準々決勝で、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界78位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。6-3、4-6、6-3、4-6、2-6でフェデラーが敗れ、ベスト4進出はならなかった。

勝利したディミトロフは準決勝で、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。メドベージェフは第23シードのスタン・ワウリンカ(スイス)を破っての勝ち上がり。

第4セットを落としたフェデラーは、珍しくトイレットブレークを取り、さらにトレーナーを呼んでメディカルタイムアウトを取った。ベンチではなくロッカールームでの処置となったため、どのあたりを看ているのかはこの段階では不明だった。

決着のつく第5セットはフェデラーのサービスゲームから始まった。第1ゲームでいきなりのブレークを喫したフェデラー。さらに第3ゲームもブレークを許し、序盤3ゲームを連取されてしまう。

フェデラーがグランドスラムでフルセットにもつれた末に勝ったのは、2018年の「全豪オープン」の決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦したのが最後。直近では今年の「ウィンブルドン」の決勝で、そのときはノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れている。

第5ゲームはなんとかキープしたものの、第4、第6ゲームではブレークポイントを握るまで至らず、ディミトロフにキープされる。

意地を見せるフェデラーは、第7ゲームをラブゲームでキープ。しかし、ディミトロフのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでブレークすることができず、セットカウント2-3で敗れた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのフェデラー

(Photo by Elsa/Getty Images)