食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。暑さが和らぎ、色々なことに挑戦したくなる季節がやってきた。実は、秋は大学スポーツの大会が目白押しの時期でもある。「新しいことを始めたい」と思っている読者の皆様、大学スポーツ観戦に行ってみるのはどうだろう。 …

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。暑さが和らぎ、色々なことに挑戦したくなる季節がやってきた。実は、秋は大学スポーツの大会が目白押しの時期でもある。「新しいことを始めたい」と思っている読者の皆様、大学スポーツ観戦に行ってみるのはどうだろう。

今週1週間は「大学スポーツの秋」と題し、COLLEGE MONSTERSに今まで登場してくれた選手たちの中から、秋の注目選手たちを紹介する。これを読めば、大学スポーツを見に行くことがさらに楽しくなること間違いなしだ。

本日は、サッカー編。4月から開幕した関東大学サッカーリーグ戦は1部2部ともに9月中旬から後半戦を迎え、関西大学サッカーリーグは9/14(土)より後期日程がスタートする。

安部柊斗選手(明治大学4年)
まずは、FC東京の特別指定選手でもある安部柊斗選手。明治大学では、佐藤亮選手と同期だ。最近感動したことは、「FC東京で試合に出た時。J1神戸戦の時途中からピッチに立ち、大歓声の中プレーができて、ピッチの中にはイニエスタ選手やビジャ選手がいて1つの夢が叶った」。強くなるためにはどうしたら良いか、24時間サッカーのことを考えて行動しているという。大学2年生でレギュラーに定着し、全日本大学選抜にも選出されるなど、大学で才能を開花させた。小学生の頃からの夢だったプロサッカー選手として、新たなステージへと進んでいく。

杉山耕二選手(早稲田大学3年)
杉山耕二選手は、1年生からレギュラーに定着した期待のDFだ。競技を始めたきっかけは、「小学校に入る時に、親に野球かサッカーをやれと言われて、野球とサッカーだったら、サッカーがやりたかったので始めた」という。何気ない選択だったが、将来の夢がプロサッカー選手になったほど、杉山選手の運命を変えた。同期の鍬先祐弥選手らとともに早稲田大学ア式蹴球部の原動力として、今後も活躍が期待される。

山本悠樹選手(関西学院大学4年)
創部から100年以上の歴史を持つ関西学院大学。その司令塔として君臨しているのが、山本悠樹選手だ。正確なキックと高い戦術眼を武器に、来季からはガンバ大阪への加入が内定している。所属する国際学部は留学が必須のため、得意科目である英語を活かし、昨年はイギリスへの短期留学を経て競技に復帰した。「大学スポーツの魅力は、自主性を持って取り組めるところと素晴らしい仲間に出会えること」だという山本選手。林部晃己選手をはじめ、チームメートと最後のシーズンにすべてを賭ける。

高校までの部活とは違い、すべてを学生が自主的に運営しなければならない大学スポーツ。部全体の練習以外にも、時間を見つけて自主練に励む者もいる。プロを目指して学業と競技を両立する、ひたむきな選手たちの姿にも注目だ。