「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会9日目、男子シングルス準々決勝で、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第23シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。メドベージェ…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会9日目、男子シングルス準々決勝で、第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が第23シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。メドベージェフが7-6(6)、6-3、3-6、6-1で勝利し、自身初のグランドスラムベスト4進出を果たした。試合時間は2時間34分。

第1セットはタイブレークにもつれ込んだものの、第2セットを危なげなく連取したメドベージェフ。第3セットは落としたが、終盤で粘りを見せてセットポイントを幾度もしのぎ、簡単にはワウリンカに取らせなかった。そして続く第4セットで一気にワウリンカを突き放し、勝利を飾った。

勝利したメドベージェフは、試合後のオンコートインタビューで「今日はタフだった。第1セットの第1ゲームで少し足の筋を伸ばしてしまい、試合ができるかどうかも心配だったが、ボールを打ち返すことだけを考えていた。この後はどうなるかわからないが、準決勝では100%の状態になるようにもっていきたい」と語っている。

2016年の同大会覇者であるワウリンカを退け、自身初となるグランドスラムでのベスト4入りを果たしたメドベージェフ。次戦の相手はこの後に行われる第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者となる。

またこの勝利によって、メドベージェフは11月に開催されるツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」の出場権獲得が確定した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのメドベージェフ

(Photo by TPN/Getty Images)