東都リーグ1部に所属する駒大との一戦。序盤から乱打戦となりリードを許すと、そのまま逃げ切られ試合終了。秋季リーグ戦開幕へ向け、課題を残す一戦となった。 駒大打線を止められなかった。今試合の先発はここまでオープン戦で好投を続けていた伊勢大夢…

 東都リーグ1部に所属する駒大との一戦。序盤から乱打戦となりリードを許すと、そのまま逃げ切られ試合終了。秋季リーグ戦開幕へ向け、課題を残す一戦となった。

 駒大打線を止められなかった。今試合の先発はここまでオープン戦で好投を続けていた伊勢大夢投手(営4=九州学院)。この日は要所での制球に苦しむ。初回から甘い球を次々に捉えられ、終わってみれば4回12失点。先発としての役割を果たせず、悔しい結果となった。

 一方、打撃陣は初回に喜多真吾内野手(法4=広陵)の3点本塁打で先制。その後もこの日3安打の北本一樹内野手(文4=二松学舎大附)を中心に毎回安打で9得点を積み重ねた。しかし、序盤の大量失点が響き、追い上げとはならなかった。

 駒大打線を前に、今夏のオープン戦最多となる14失点を喫した明大投手陣。春秋連覇へ向け、エース・森下暢仁主将(政経4=大分商)を中心とした投手陣の安定感がカギを握る。夏季オープン戦も残すところ3試合。投手陣が好投を披露し、確かな自信を持ってリーグ戦開幕を迎えたい。

[加川遥稀]