文=丸山素行 写真=鈴木栄一

八村包囲網へ「もっとスマートにやらないといけない」

バスケワールドカップを戦う日本代表。昨日はトルコ相手の初戦で痛恨の完敗を喫したが、気持ちを切り替えて明日のチェコ戦に備えている。メディアに公開されたシューティングは和やかな雰囲気で行われ、選手たちは笑顔も見せていた。

練習を終えて取材に応じた八村塁は「どの試合も負けられないんですけど、明日は第2ラウンドに行く大事な試合。昨日の試合で反省点もすごく出てきたので、短い時間だけどしっかり切り替えてやっていかないといけない」と語る。

トルコ戦での八村は15得点を挙げたが、相手の徹底したディフェンスに苦しんだのも事実。「明らかに僕の得意なショットを打たせないディフェンスをしてきて、その通りに行かせられたんですけど、かと言って僕もミドルレンジしか打てない選手ではないので、そこはもっとスマートにやらないといけない。明日の試合がどうなるか分からないけど、確率的には昨日みたいなディフェンスをしてくると思うので、僕ももっと頭を使ってやりたいです」

「僕がどれだけ得点できるかでなく、他の選手も取れる」

NBAドラフトで1巡目指名されたことで、ワールドカップにおいても注目の選手として見られる八村が警戒されるのは当然であり、相手は映像を見て対策を練ってくる。八村が考えるのはそれをどう打開するかとともに、日本のバスケットをどれだけ遂行できるか。

「ボール回しはもっとやっていかないといけないと思います」と八村は言う。「スカウティングも厳しくなってきますし、相手も僕がどういう選手か分かっているので、そこで僕がどれだけ得点できるかではなく、他の選手ももちろん取れるので、そういうところでどれだけ日本のバスケができるかが大事になります」