食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。暑さが和らぎ、色々なことに挑戦したくなる季節がやってきた。実は、秋は大学スポーツの大会が目白押しの時期でもある。「新しいことを始めたい」と思っている読者の皆様、大学スポーツ観戦に行ってみるのはどうだろう。 …

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。暑さが和らぎ、色々なことに挑戦したくなる季節がやってきた。実は、秋は大学スポーツの大会が目白押しの時期でもある。「新しいことを始めたい」と思っている読者の皆様、大学スポーツ観戦に行ってみるのはどうだろう。

今週1週間は「大学スポーツの秋」と題し、COLLEGE MONSTERSに今まで登場してくれた選手たちの中から、秋の注目選手たちを紹介する。これを読めば、大学スポーツを見に行くことがさらに楽しくなること間違いなしだ。

本日は、野球編。一足早く8/31(土)より関西大学野球リーグが始まったほか、9/9(月)からは東都大学野球1部リーグ、9/14(土)からは東京六大学野球リーグが開幕する。東京六大学野球を見るならBIG6 TV

郡司裕也(慶應義塾大学4年)
まずは、“陸の王者”慶應を率いるキャプテン・郡司裕也選手。仙台育英高校時代、2015年の夏の甲子園大会に出場し、平沢大河選手(現・千葉ロッテマリーンズ)らとともに準優勝に輝いた。大学進学後は扇の要として活躍。2017年秋季、2018年春とリーグ連覇を達成した。「(高校の)佐々木監督からは野球人として、また1人間としての生き様を、(大学の)大久保監督からは野球の奥深さを学びました」という郡司。小学生の頃からの夢である「プロ野球選手」を目指し、高橋佑樹投手らをリードしながら、学生生活最後のシーズンに臨む。

田中誠也(立教大学4年)
高校野球の名門・大阪桐蔭高校から立教大学に進学した田中誠也選手。高校時代は大阪大会4連覇を目指したが惜しくも叶わず涙を飲んだ。「長く野球を続けたい。野球が好きで抑える喜びを感じたいから」という彼にとって、投手は天職なのかもしれない。「好きな言葉は“弱気は最大の敵”」。憧れである石川雅規投手(現・東京ヤクルトスワローズ)を目標に、ひるむことなく腕を振って2017年春季以来の優勝を目指す。

松島恒陽(関西大学4年)
リーグ優勝36回(※)を誇る関西の強豪・関西大学のキャプテンを務めるのが松島恒陽選手。野球を始めたきっかけは「プロ野球中継を見たこと」。履正社高校出身で、将来の夢は幼い頃から「メジャーリーガー」だ。大柄ではないがメジャーで活躍するムーキー・ベッツ選手(現・ボストンレッドソックス)を目標に、誰よりも真剣に練習に取り組んできた。野口智哉選手肥後皓介選手らとともに、チーム一丸となって関西の頂点を目指す。
※近畿大学38回に続く2位

高校までの部活とは違い、すべてを学生が自主的に運営しなければならない大学スポーツ。あえて厳しい環境に身を置き、4年間を競技に捧げた選手たちの集大成となるシーズンがやってくる。10月にはドラフト会議が控えている野球界。それぞれの選手が思い描く夢へ向かって羽ばたいていく。