関西学院大学 - 同志社大学

2019年9月1日(日)17:00~19:19
於:王子スタジアム  天候:晴れ  観衆:1,300人

チーム        1Q  2Q  3Q  4Q  合計

関西学院大学(1-0-0) 7  14    0   10   31

同志社大学(0-1-0)      0    0    7     0    7

関西学生リーグDiv.1第1節、最終日は神戸市立王子スタジアムにて行われた関西学院大学FIGHTERS対同志社大学WILD ROVER。昨年学生日本一に輝き、4年連続甲子園ボウル出場を狙う王者・関学大と、今シーズンからDiv.1に復帰した挑戦者・同志社大の対戦だ。

第1Q、関学大の攻撃からスタート。最初の攻撃シリーズから、昨年度年間最優秀選手、甲子園ボウルMVPに輝いたQB#3奥野が出場。途中腹部にタックルを受け、一時離脱するも、U19日本代表に選出されたホープ、QB#18平尾がカバー。RB#26前田のランで先制タッチダウンを奪う。同志社大は、RB#4鳥山がタックルを受けた後も粘り強く前進し、大きくゲインする好プレーも見られたが、関学大の強力なディフェンスに阻まれ得点には繋げられなかった。

続く第2Q。同志社大はLB#56髙島が関学大のエースRB#21三宅を抑えるなど、ディフェンス陣の奮闘が目立つ。オフェンスは、期待の1年生QB#12石田が自らボールを運んだり、QB#8南竹とWR/P#3毛綿谷のホットラインでロングパスを試みたりと、攻撃リズムに変化をつけるが苦しい展開が続いた。関学大は2本のタッチダウンを重ね、この時点で21-0とリードを広げるものの、同志社大ディフェンスによるプレッシャーがかかり、QB奥野がいま一つ思うように投げられていない印象があった。試合後、奥野は「自分の予想以上に投げすぎてしまうことがある。タッチダウンに繋がるパスを心がけたい」と話した。

第3Q。同志社大の攻撃にリズムが出てくる。中盤、QB南竹とWR毛綿谷のホットラインが炸裂。パスを受けた毛綿谷が関学大DBを抜き去る独走で、今季初のタッチダウンを決める。同志社大はディフェンス陣も健闘し、DL#97岡本がQB平尾からQBサックを奪うなど好プレーが光った。

試合終盤には同志社大ディフェンスに疲れが出たか関学大にペースが戻り、RB#27齋藤が63ヤード独走のタッチダウン。最後はK#16永田がフィールドゴールで追加点を奪い、31-7で試合を締めくくった。

試合後、関学大のQB平尾は「この試合のために準備をしてきたが、自分が出場してから点数が取れず、ハドルのテンポを崩してしまった」と振り返る。「QBとしてより責任を持って、今後引っ張っていかなくてはと感じた」と、決意を新たにした。

第4Qでタッチダウンを決めたRB齋藤は「気持ちが前にのめってしまい、チャンスを活かせない場面があった。試合に出してもらえる時に結果を残せるよう、頑張りたい」と、意気込みを見せた。

チーム唯一のタッチダウンを決めた同志社大WR毛綿谷は「試合に向けて準備をしてきて、できたこともあるが、できなかったこともある。今は正直悔しい」と悔しさを滲ませる。「まだまだ思い切ってプレーできていない。立命戦に向けて気持ちを切り替え、課題を克服し、思い切りプレーしたい」と、今後の試合へ向けて抱負を語った。

終始厳しい表情で試合経過を見つめていた関学大の鳥内監督は「なめすぎや」と、バッサリ。「こういう失敗が起こるやろな、と思ってる予想通りのことが起こっている。こういうゲームをやって、それで変わるかどうか」と、今後の課題について話した。

「ラインは、ちょっといらんことされた時に対応できてない。対応できないはずはない。みんな誰かに頼っている。そんな集団が勝てるはずがない」と厳しく指摘。次試合までは1週間しか残されていない。「自分らで考えてやらなしゃーない。ほんまにこのままでは危ないと思ってやれば、出来ること。別に難しいことじゃない」と語った。

初戦で課題が浮き彫りとなった両校。まだリーグ第1節が終わったばかり。今後の試合に注目したい。

記事:江上 綺乃 関西大学/ Pump Up 学生アメフト