運命の秋シーズンが幕を開けた。前半こそ敵の動きに上手く対応できず6―0で終えるも、後半にはWR#5九里遼太(政経4=明大明治)のパントリターンTD(タッチダウン)を皮切りに猛攻撃が始まった。ディフェンス陣もインターセプトを取るなど攻守で圧倒し、41―7と快勝した。

 後半から本領を発揮した。第1Q、最初のドライブからゴール前までゲインを続けるも「相手の動きに上手くアジャスト出来なかった」(QB#4西本晟・商3=箕面自由学園)。今試合のオフェンス陣のテーマとして〝テンポ・入り・自滅なし〟を掲げてプレーするも、TD獲得の好機を逃すプレーを複数回誘発。詰めの一手を欠き、前半の得点は6点にとどまった。

しかし第3Qから底力を見せる。開始約10秒後には九里がパントリターンTDを獲得。その直後にも西本からの鋭いパスをWR#11嘉本健太郎(政経3=箕面自由学園)が難なくキャッチしてTD。ディフェンス陣もLB#40久松遼平(政経3=関西大倉)のインターセプトや、DB#13舟橋彬人(政経2=上海西華国際)がインターセプトリターンTDを獲得。「後半に僕らのやりたいフットボールができた」(OL#56北村遼太朗主将・総数4=関西大倉)と攻守ともに好プレーを連発させ、41―7と大差を付けて試合の幕は閉じた。

 甲子園ボウル出場への道は始まったばかりだ。次戦の相手は昨年の入替戦で昇格した東大。「明日からどれだけ東大を意識してやれるかがとても大事」(九里)と意気込みは充分。学生日本一を目標に〝OVER〟の気持ちで昨年の壁を越えてみせる。

[素宮愛結]

試合後のコメント

北村主将

――試合の振り返りをお願いします。

 「僕らのやりたいことをぶつけようとやっていました。ですが、前半の入りが甘く、僕ららしくないゲームといいますか、オフェンスも消極的で、点を取れなかったです。後半こそしっかりアジャストして立て直そうという話をして、すぐTDに変えられたので、後半戦は僕らのやりたいフットボールがやれました。これを前半からやって後半戦はしっかり勝ち切るということをやらないとこの先は勝てないと思います」

九里

――次の東大戦までに修正したいところはどこですか。

「東大は一番よく分からないチームで。ヘッドコーチも頭が良いですし、個人個人の頭もすごく良いです。なので、ルールの穴をつくようなプレーをするのではないかと思っています。そのプレーをさせないためにも入りから圧倒させる。今回出来なかった、1シリーズ目からTDを取って相手を圧倒させる。明日からどれだけ東大を意識してやれるかって言うのが大事だと思います」

西本

――春のオープン戦から修正したところはございますか。

「春はテンポが悪くて。自分もオーディブルかけるのに時間使ったりしていたので。そこは秋にはもっと早くオーディブルかけられるように意識持ってやっています。(その出来は)テンポは春よりは良くなったと思います。ですが、まだまだ詰められるところだとは思います」