優勝を懸けて行われた関東学生選手権(夏関)最終日。決勝戦に臨んだ明大の吉田明日香(政経2=四日市商業)だったが健闘むなしく敗れる。それでも明大女子初となる夏関シングルス準優勝を果たした。インカレ・ベスト4のホープがまたしても結果を残した。

8・23~30 関東学生選手権(早大東伏見コート)

8・30

[女子シングルス決勝] 

吉田明日香 0{2―6、5―7}2 岩井(筑波大)○

【女子シングルス決勝:吉田明日香VS岩井真優(筑波大)】

 拮抗(きっこう)した戦いとなった。第1セットから力強い球で果敢に攻める吉田明に対し、相手も粘り強いテニスを展開。スピードあるボールの応酬となる。しかし「緩急をつけなければいけなかった」と決め手に欠く吉田明は要所でポイントを取れず。ミスこそ少ない立ち上がりだったが、相手のリードを止めることができなかった。

 第2セットは一度5―4と追い上げたが、ここをブレークさせてもらえず。再び逆転を許し、5―6でマッチポイントを握られた場面では「1球でも多く返そうと思った」。左右に大きく振られながらも、読みを的中させ相手コートの隅を打ち抜くスーパープレーも出たが一歩及ばず敗北。学生初タイトルはお預けとなった。

 今季は飛躍の年となった。吉田明はこれまで春関・ベスト8、インカレ・ベスト4、そして今回の夏関・準優勝と学生大会だけでも抜群の成績を残している。しかし「満足してはさらに先にはいけない。常にチャレンジャーの気持ち」と改めて気を引き締める。明大女子最高の成長株が、リーグ戦でも起爆剤になることに期待〝大〟だ。

【山根太輝】

試合後のコメント

吉田明

――明大女子初の準優勝を果たしました。

「優勝を目指していたので、最後負けてしまって悔しいです。史上初が優勝でありたかったなと思います(笑)」

――相手選手の印象は。

「去年のリーグ戦、国体、今年の春関、対抗戦、練習試合と何回もやっていた相手で。相手のボールが低いと分かっていたので、持ち上げようと意識していたのですが、最初はうまくいかず、相手に波に乗っていかれたのかなと。私のことをしっかり分析してきたなという感じに思います」

――課題はどこになりますか。

「毎回やるたびに思うのが、緩急をつけないといけないなと。低い球に対して緩急をつけるのが難しくて、低い球がきたら低い球で返してしまっているので。低い球がきても高い球で返せるようになるのが課題かなと思います」

――今季は飛躍の年となりました。

「ここで満足したら終わってしまう気がするので。試合に勝つことは勝っているんですが、チャレンジャーの気持ちを持ち続けないとこの先にはいけないと思うので、もっと上を目指して頑張っていきたいと思います。リーグ戦では明大に貢献できるように全勝したいと思います」