全豪オープン(オーストラリアン・オープン)歴史1905年にオーストラリアとニュージーランドの共同大会である、男子シングルス・男子ダブルスの2部門のみの大会「オーストラレージアン・テニス選手権」…

全豪オープン(オーストラリアン・オープン)歴史

1905年にオーストラリアとニュージーランドの共同大会である、男子シングルス・男子ダブルスの2部門のみの大会「オーストラレージアン・テニス選手権」(Australasian Tennis Championship)として創設されたのが始まりです。

女子シングルス・女子ダブルス・混合ダブルスの3部門が創立されたのは1922年。1969年にオープン化され、大会名を「全豪オープン」と改称しました。1972年には、開催地が現在のメルボルンに固定されています。2002年には車いすテニス部門が創設されています。

開催期間・開催地

毎年1月の後半2週間(2020年度は1月20日~2月2日)

オーストラリア・ビクトリア州メルボルンに位置するスポーツ競技場「メルボルン・パーク」で開催されます。メルボルン・パーク内には屋外のコートに加え、センターコートの「ロッド・レーバー・アリーナ」、そして「マーガレット・コート・アリーナ」「メルボルン・アリーナ」の3つのアリーナがあり、アリーナコートは全て開閉式の屋根が設置されています。全豪オープンは会場に開閉式の屋根を設置した最初の大会です。

サーフェス

ラテックス、ラバー、プラスチック粒子を混ぜ合わせた素材「プレクシクッション」を使用したハードコートが採用されています。全豪オープンではコート全体がブルーの色で統一されています。

優勝賞金

賞金は男女ともに同額です。優勝賞金は、2019年大会ではシングルス優勝で410万豪ドル(約2億9110万円 為替ルート2019年8月12日時点)になります。

*1チームの金額

大会の特徴

シーズン最初のグランドスラムである全豪オープン。

南半球で行われる大会のため、期間中は夏真っ盛り。そのため熱中症対策として「Extreme Heat Policyーエクストリーム・ヒート・ポリシー」と呼ばれる独自ルールが導入されており、外気温が35度を上回るか、湿球黒球温度が28度を上回った際に、主審が試合開始時間を遅らせることが出来ます。また、その条件を満たした場合、3つの可動式屋根付スタジアムに関しては屋根を閉めて試合が行われます。「全仏オープン」、「ウィンブルドン」、「全米オープン」については、それぞれのバナーをクリック↓