大坂なおみ 2回戦快勝、西岡良仁は敗退。ハレプら女子上位シードが姿を消す

現地29日の「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月26日～男子9月8日・女子7日／ハードコート）大会4日目、男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス2回戦、女子ダブルス…

現地29日の「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月26日～男子9月8日・女子7日／ハードコート）大会4日目、男子シングルス2回戦、男子ダブルス1回戦、女子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦、混合ダブルス1回戦が行われた。

女子シングルス2回戦。第1シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界53位のマグダ・リネッテ（ポーランド）と対戦。6-2、6-4で大坂がストレート勝利し、4年連続の同大会3回戦進出を決めた。

この試合、大坂は相手にチャンスを与えることなく第1セットを先取。第2セットでは序盤でブレークを喫するも、第4ゲームから5ゲームを連取。一気に逆転すると、そのリードを保って勝利を決めた。

試合後のオンコートインタビューでは「第2セット、最初は劣勢となりましたが、そこから逆転して勝利をすることができました。とてもハッピーです」と喜びを語った。

そして、ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場の15歳ココ・ガウフ（アメリカ）は、予選勝者のティメア・バボス（ハンガリー）に6-2、4-6、6-4で勝利。この結果、大坂とガウフが3回戦で対戦することとなった。ガウフは今年の「ウィンブルドン」でオープン化以降、史上最年少となる15歳122日で予選を突破し、ベスト16進出の快挙を成し遂げた期待の新星。

また、大坂が順当に勝ち上がった一方、2回戦で姿を消した上位シード選手も。第4シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）は予選勝者の世界116位テイラー・タウンゼント（アメリカ）に逆転負け。第6シードのペトラ・クビトバ（チェコ）、第9シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）はそれぞれストレート負けで2回戦敗退となった。

女子ダブルスには、穂積絵莉（日本／日本住宅ローン）／二宮真琴（日本／橋本総業ホールディングス）、日比野菜緒（日本／ブラス）／加藤未唯（日本／ザイマックス）が登場。それぞれ1回戦に臨んだが、両ペアとも残念ながら敗退となった。

男子シングルス2回戦では、世界59位の西岡良仁（日本／ミキハウス）が世界61位のフェリシアーノ・ロペス（スペイン）と対戦。7-6(7)、0-6、4-6、4-6で西岡が敗れ、自身初のグランドスラム3回戦進出はならなかった。

この試合、ロペスに28本ものサービスエースを決められた西岡。自身のサービスゲームでは、29本ものブレークポイントを握られ、6度のブレークを喫した。

第2シードのラファエル・ナダル（スペイン）は、相手タナシ・コキナキス（オーストラリア）の試合前棄権により、不戦勝で3回戦進出。また、第5シードのダニール・メドベージェフ（ロシア）、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）はそれぞれ2回戦で勝利を挙げた。

男子ダブルス1回戦では、Luke Bambridge（イギリス）／マクラクラン勉（日本）がワイルドカードで出場のタイソン・クイアトコウスキー（アメリカ）／ノア・ルビン（アメリカ）に4-6、6-1、7-6(4)で勝利した。

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【8月29日主な試合結果】

◆「全米オープン」

女子シングルス2回戦

〇[1]大坂なおみ（日本／日清食品）6-2、6-4 ●マグダ・リネッテ（ポーランド）

〇[Q]テイラー・タウンゼント（アメリカ）2-6、6-3、7-6(4) ●[4]シモナ・ハレプ（ルーマニア）

〇アンドレア・ペトコビッチ（ドイツ）6-4、6-4 ●[6]ペトラ・クビトバ（チェコ）