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「マイアミで優勝した時、俺は34歳だった」

ドワイト・ハワードのレイカーズ復帰を好意的に受け止められていないファンは少なくない。これまで所属した先々でトラブルを起こしてきただけに、ハワードがメディアに対して「行動を改める」と発言したところで、信頼回復にはコートでその姿勢を見せる必要がある。

そのハワードに、同じビッグマンとしてNBAのトップに君臨したシャキール・オニールがアドバイスを送った。『Dan Patrick Show』に電話出演したシャックは言う。「彼の成功を願っている。俺からのアドバイスは一つだけで、彼は内なる力を見いだす必要がある。とにかく一生懸命にやること。心血を注ぐこと。彼がハードワークをこなしていて、勝ちたいことは知っている。彼にならできる」

またシャックは、30代になってレイカーズを退団し、ヒートに移籍した当時の自分と現在のハワードの状況を重ねている。シャックは34歳にしてヒートの優勝に貢献できた。現在33歳のハワードにも決して不可能ではないとエールを送った。

「マイアミで優勝した時、俺は34歳だった。今のドワイトと同じように、キャリアが下火になった時期だ。レイカーズを離れた時点で選手としては終わりだと思われていただろう。でも、内なる力を見出すために一生懸命にやった。自分ならまだやれると信じた。彼が集中して、ジョークを言わず、ふざけず、とにかくやるべきことに心血を注いで、本当に勝ちたいという気持ちを持ってやれば、レイカーズは優勝できるかもしれない」

レイカーズはハワードにラストチャンスを与えたが、彼と結んだ単年契約は無保証だ。つまり、チームにとって少しでも悪影響になると球団が判断すれば、すぐさま解雇できる条件を彼が受け入れたということだ。

現時点での序列は、ジャベール・マギーが先発センターで、彼はその控えを務めると見られている。これまでならベンチ起用を受け入れられなかっただろうが、再起に懸ける気持ちが本物ならば、与えられた役割をひたむきにこなし、チームの勝利に貢献できるはずだ。

ドラフト1位指名、オールスター選出8回、5度のリバウンド王、3度の最優秀守備選手賞という輝かしい実績を誇るハワードだが、過去の名声とプライドをかなぐり捨て、泥臭く勝利のためだけにプレーできるかどうかで、キャリア最終章の行方が決まる。