快進撃は止まらない。準決勝に明大から唯一出場したのは吉田明日香(政経2=四日市商業)。調子が上がらず0-6で第1セットを落とすも、第2、第3セットでは本来の力を発揮しセットを連取。接戦をモノにし、決勝へと駒を進めた。

 

◆8・23~30 関東学生選手権(大宮けんぽグラウンド)

8・29

[女子シングルス準決勝] 

◯吉田明日香 2{0―6、7―6、6―3}1千村(筑波大)

【女子シングルス準決勝:吉田明日香VS千村もも花(筑波大)】

 序盤は主導権を完全に握られた展開となった。「攻めづらい相手だった」とサイドへ抜けていく鋭いサーブに苦戦。リターンでのミスが目立ち、なかなかラリー戦に持ち込めなかった。相手ペースのまま試合は進み、第1セットは0―6と1ゲームも獲得することなくストレート負け。立ち上がりの厳しい試合となった。

 ここで終わらないのが吉田明の強さだ。「気持ちを切り替えられた」と第2セットは拮抗した試合展開に。「サイドに振ると角度のあるボールが返ってくる」。相手コートの真ん中深くに打ち返すことに意識を変えたことが功を奏し、1ゲーム目を先取。互いに取っては取り返す一進一退の攻防を繰り広げ、苦しみながらもなんとか7―6で第2セットを奪った。第3セットでは「キープがしっかりできた」。主導権を相手に渡すことなく6-3で勝利。怒涛(どとう)の追い上げで決勝進出を決めた。

 昨年より二回りも成長した。インカレでは目標であるベスト4を達成。「まさかここまで勝てるとは思わなかった」と自身の成長に驚くも「まだ満足はしていません」。女子部史上初の優勝を手にし、リーグ戦へ弾みをつけたい。

[久野稜太]

試合後のコメント 

吉田明

――今日の試合はいかがでしたか。

「ファーストセットを0―6で取られて今日はなんか上手くいかないな、と思ったのですが、最終的に勝つことができて良かったです」

――去年と比べて成長できたところはありますか。

「全体的にショットの精度は上がったのと、打ち負けることなく自分から攻めていけているところと、サーブが良くなったことで、ボールキープができるようになったのでそこが成長したと思います。でもここまでジャンプアップするとは思わなかったです」

――最近の練習で意識して取り組んでいることはありますか。

「練習ではミスが多いですが、打ち負けないようにしっかり自分の打点で打つことを意識しています」

――今後の意気込みをお願いします。

「明日は何回も対戦している選手が相手で、勝ったり負けたりなのですが、最後負けるか勝つかは大きな差だと思うので明日しっかり勝って、リーグに向けてしっかり頑張っていきたいと思います」