2019年8月29日に『エイブルPresents第72回全日本フェンシング選手権大会』決勝チケット販売開始にあたっての記者会見が行われ、日本フェンシング協会会長を務める太田雄貴氏は、今年の大会で“史上最高のフェンシング観戦体験を実現させる…

2019年8月29日に『エイブルPresents第72回全日本フェンシング選手権大会』決勝チケット販売開始にあたっての記者会見が行われ、日本フェンシング協会会長を務める太田雄貴氏は、今年の大会で“史上最高のフェンシング観戦体験を実現させる6つのポイント”を発表した。

①ヴィジュアライズドの試合導入検討(可視化の実現)
②過去最強の選手(見延和靖、加納虹輝、上野優佳、才藤歩夢など)
③最高の舞台(LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂))
④日本を代表する写真・映像チーム(ポスター撮影・篠山紀信氏)
⑤チケット種類の充実(プレミアムシート~親子席)
⑥託児所の整備(渋谷区と連携)

特に注目されているのが、ヴィジュアライズドの試合導入検討。AIによる技の解析や選手の生体データを可視化して、観客に示すということを世界で初めて試合中に導入することを検討している。それに加えて、子供連れの観客のために、託児所の設置を進めており、こちらもフェンシング大会では初の試みとなる。

「昨年の大会では、『子供が泣いていた』『子供を預けたかった』という意見がありました。それを踏まえて、託児所を設置することを決めました。お子さんを安心して預けられる場所をこちらが提供することで、親御さんが競技に集中して楽しめる環境を作ることが可能になります。今回は会場(渋谷公会堂)となる渋谷区にご協力いただき、会場の隣にある渋谷区役所に託児所を設置する予定です。どれくらいのニーズがあるのか、まだ分かりませんが、受け入れ態勢をしっかり作るようにしていきます」(太田氏)

フェンシング選手権決勝は、11月2~3日。会場はLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催。チケットは、プレミアムシート3万円、S席2日間通し券1万2000円、S席6000円、親子席5000円、A席3500円となっており、2019年8月29日(木)14時30分~最速先行発売が開始されている。

『観戦体験』+『観戦環境の整備』で、新たなファン獲得に挑むフェンシング。その進化は止まらない。