「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)男子シングルスで、3回戦に進出した第7シードの錦織圭(日本/日清食品)。2回戦後の記者会見で次戦に向…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)男子シングルスで、3回戦に進出した第7シードの錦織圭(日本/日清食品)。2回戦後の記者会見で次戦に向けて話した。

錦織は3回戦で、第31シードのクリスチャン・ガリン(チリ)対アレックス・デミノー(オーストラリア)の勝者と対戦する。ガリンとデミノーの試合は錦織と同日に予定されていたが、雨天により翌日の大会4日目に持ち越されている。

大会公式サイトによると、錦織は記者会見で二人の試合を観るかと聞かれ「どちらとも試合をしたことがないので、そうしたいと思います」と答えた。

「どちらとも練習をしたことがありますが、1回か2回ぐらいです」「なので、しっかりとは分かっていません。ちょっと偵察が必要ですね。今日(2回戦)も彼(ブラッドリー・クラン)とは以前まで対戦したことがなかったですが、他の選手たちから情報を得る必要がありました。それは次のラウンドでもやらなければならないことです」

一方、錦織は今大会1回戦後にサービスを課題として挙げていたが、2回戦でもファーストサービスの成功率は第1セットでわずか35%。そして第2セットは52%、第3セットは58%、第4セットは52%という数字だった。

1回戦の相手は世界205位、2回戦は世界108位と、どちらもトップ100以下の選手だったが、3回戦はガリンかデミノーどちらが勝ち上がっても世界30位台の選手となり、相手のレベルがぐっと上がる。

現在グランドスラム5大会連続ベスト8以上を記録している錦織、トップ10としての力を存分に示せるか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織圭

(Photo by Chaz Niell/Getty Images)