「最後の夏なんで、後悔だけはしたくないです」 グラウンドに響く、打球の音。夏空と日差しが照りつける。ひときわ大きな声でチームを鼓舞する大学アスリートの姿があった。早稲田大学ソフトボール部、丹野太郎選手。早大では、主将の役割を担い、チームを…

「最後の夏なんで、後悔だけはしたくないです」

グラウンドに響く、打球の音。夏空と日差しが照りつける。ひときわ大きな声でチームを鼓舞する大学アスリートの姿があった。早稲田大学ソフトボール部、丹野太郎選手。早大では、主将の役割を担い、チームを牽引する存在だ。

「最後の夏だから、この夏にはこだわりたい」

彼の大学生活の三年半は、奥深いソフトボールという競技に魅せられた貴重な時間だったのかもしれない。大学生活最後の夏、自分自身と戦うために決めていることがあるという。

「主将が主将であるために」

8月の大会は、準優勝。決して満足のいく結果ではない。あとひとつ、なにかが足りない。夏の終わりに差し掛かり、残すは、9月の大会のみ。グラウンドの内外でソフトボールに向き合い、集中したい。

大学卒業後、ソフトボールと自分自身がどんな関わり方をするのか?思案し続けているらしい。恐らく結論は、そう簡単には出ないだろう。ひとつだけ決めていることがある。

「ソフトボールという競技をもっと多くの人達に広め、競技人口を増やしたい」

ソフトボールに魅せられた大学生活三年半の集大成となる大会は、数日後に迫っている。2019年9月6日「全日本ソフトボール大学選手権大会」がいよいよ幕を開ける。

大学で経験したソフトボールへの情熱は、彼のソフトボール人生の重要な1ページとなる。早稲田大学ソフトボール部・主将、丹野太郎選手にとって最後の夏に注目したい。

取材・文/スポーツブル編集部

文部科学大臣杯第54回全日本大学選手権大会

ライブ配信予定(女子)

8月31日(土):準々決勝 ※A球場のみ9月1日(日):準決勝&決勝

ライブ配信予定(男子)

9月8日(日):準決勝&決勝

大会期間

女子:8月30日(金)~9月1日(日) 【予備日9月2日(月)】
男子:9月6日(金)~9月8日(日)【予備日:9月9日(月)】

会場

女子:安城市総合運動公園
男子:富山市民球場・岩瀬スポーツ公園 

主催(公財):日本ソフトボール協会・全日本大学ソフトボール連盟

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