8月14日、舞浜アンフィシアターで高校生のeスポーツの頂点を争うSTAGE:0のフォートナイト部門が開催された。事前に行われたオンライン予選を勝ち抜いた909校1138チームの中から42チームが決勝大会の舞台に立った。 

ダンスパフォーマンスとともに入場した選手たち

 フォートナイト部門は1ラウンドごとに生存した順位によって与えられる順位ポイントと対戦相手を倒すと与えられるエリミネートポイントの3ラウンドの合計ポイントが最も多いチームが優勝となる。 

 第1ラウンドは下総高校「とうもろこし畑」ぼくラグナ選手が終盤の攻防を制し、ビクトリーロイヤル(最後の1人(1チーム)まで生存すること)を獲得した。エリミネートポイントも稼ぎ、1位の好発進を切った。試合後は2人とも落ち着いた様子を見せていたが、「吐き気がすごい」ほど緊張していたと語っていた。

プレーするとうもろこし畑の2人

 続く第2ラウンド、なんと下総高校「とうもろこし畑」が続けてビクトリーロイヤルを獲得。エリミネートポイントも稼ぎ、2位に19ポイント差をつけ、優勝に大きく近づく。本人は「プレッシャーに弱い」と謙遜するが、ゲストのねこくん!氏をはじめ実況解説席は大舞台でも動揺しないメンタル面の強さを賞賛した。 

 最後の第3ラウンドは2位から逆転優勝を狙う桐生第一高校「初心者連合」がビクトリーロイヤルを勝ち取り、エリミネートポイントも稼ぐ。結果はポイントの集計が終わるまで分からなくなったが、第2ラウンドまでに大幅なリードを保った下総高校「とうもろこし畑」が逃げ切り、STAGE:0フォートナイト部門の初代王者の座に輝いた。桐生第一高校「初心者連合」は尻上がりに調子を上げたが一歩及ばなかった。ラウンド前はオンライン予選上位で勝ち抜いた日出学園高校「Easy」やひばりヶ丘高校「Unite」などが注目されたが、残念ながら決勝大会の舞台では奮わなかった。 

 優勝した下総高校「とうもろこし畑」の2人は、優勝が決まった後でも常に冷静な様子を見せていたのが印象的であった。内心では大きな緊張を抱えていたのかもしれない。それを外に出さずに実力を発揮できたのが彼らの魅力のように感じられた。 

優勝商品として、2人は9月に開催される東京ゲームショウ2019での特別マッチに招待されることとなった。「プロチームを目指していきたい」と語ったぼくラグナ選手らの今後の活躍を期待したい。 

Epic Games Rob Grayプロデューサー(写真左)から目録を受け取る2人