「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)で2回戦進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)。その錦織がWOWOWの現地スタジオに登場し、次戦に向けて調整したい点としてサーブを挙げた。錦織は1回…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)で2回戦進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)。その錦織がWOWOWの現地スタジオに登場し、次戦に向けて調整したい点としてサーブを挙げた。

錦織は1回戦、立ち上がりでいきなりブレークに成功すると圧倒し、第1セットを6-1で先取。相手は故障もあってそこからプレーレベルが落ち、第2セットも錦織が4-1とリードしたところで相手が途中棄権を申し出たため、2回戦進出が決まった。

6度のサービスゲームでブレークポイントこそ握られなかったものの、ダブルフォルトは4本と多かった。ファーストサーブ成功率も57%と、まだ上げたいところだ。またファーストサーブの平均時速も103マイル(約166km)と抑えめだった。

サーブについて錦織も「今日(1回戦)はそんなに良くなかったですね。ダブルフォルトがあったり。この一週間サーブは良くなってきていたので、そんなに気にしないようにしたいですけど。バランスが崩れたり、トスの位置がずれたりというのはあったので、そこは直したいなと思います」と話している。

記者会見でも「正直言うともう少しプレーしたかった」と話しており、試合の中でサーブの調整もしたかったのだろう。

錦織は2回戦で、世界108位のブラッドリー・クラン(アメリカ)と対戦する。相手のランキングも上がり、体調も万全とすると、1回戦のようにはいかないと考えられるが、錦織がトップ10選手として地力の差を見せられるか注目だ。

その2回戦は、日本時間29日午前0時から行われる予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)