「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦。第8シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界43位のアン…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦。第8シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界43位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦。チチパスは4-6、7-6(5)、6(7)-7、5-7で敗れ、初戦敗退となった。試合時間は3時間54分。

4時間近くに及んだこの試合は、チチパスにとって厳しい戦いとなった。

第3セットをタイブレークの末に落とし追い込まれた第4セット、チチパスはゲームカウント3-3で迎えた第7ゲームで6度のデュースの末にブレークを許す。

その直後のチェンジオーバーの際、チチパスは主審の「タイム」というプレー再開を促す声がかかっても、すぐにベンチから立ち上がらず、準備に手間取っていた。そこで主審が再度促すとチチパスは苛立ち、米スポーツ専門局のESPNによると「あんたはフランス人なんだろ、フランス人はみんなおかしいよ!警告を取れよ!僕は気にしない!」と激昂。チチパスはタイムバイオレーションを取られ、最終的にはポイントペナルティとなった。

その後チチパスはブレークバックに成功するも、続くゲームで足にけいれんが起きてしまい、力尽きて敗れた。

チチパスはこれでグランドスラムでは「ウィンブルドン」に続き2大会連続の初戦敗退。またツアーレベルでもこれで3大会連続の初戦敗退となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのチチパス

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)