現地27日の「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月26日～男子9月8日・女子7日／ハードコート）大会2日目、男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われる。女子シングルス1回戦。…

現地27日の「全米オープン」（アメリカ・ニューヨーク／8月26日～男子9月8日・女子7日／ハードコート）大会2日目、男子シングルス1回戦、女子シングルス1回戦が行われる。

女子シングルス1回戦。第1シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界84位のアナ・ブリンコワ（ロシア）と対戦する。両者は今回が初対戦。

前年の2018年、前哨戦では3大会立て続けに早期敗退と不安の残る結果だったものの、「全米オープン」で見事日本人初のグランドスラムシングルス優勝という歴史的快挙を成し遂げた大坂。今年は前哨戦2大会に出場し、どちらもベスト8まで勝ち進んだ。

そんな大坂は記者会見で「インディアンウェルズで、ディフェンディングチャンピオンがどのようなプレッシャーを感じるか学んだと思っています。それは間違いなく今大会のためになっていると思います」「今年は（前哨戦で）2回連続で準々決勝にいったので、今の自分に自信を持っています。それが昨年とは少し対照的です」と語っている。

思い出の地「全米オープン」で、大坂が良い滑り出しを見せることが期待される。大坂の1回戦はセンターコートの第1試合で、日本時間28日午前1時に開始予定。

そのほか、第4シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）が世界135位のニコール・ギブズ（アメリカ）と。第6シードのペトラ・クビトバ（チェコ）は予選勝者で世界280位のデニサ・アレルトバ（チェコ）との対戦に臨む。

また、「ウィンブルドン」予選を1968年のオープン化以降最年少となる15歳122日で突破し、ベスト16まで進出した期待の15歳コリ・ガウフ（アメリカ）が1回戦に登場。今大会ワイルドカード（主催者推薦枠）で本戦から出場しており、1回戦では世界72位のアナスタシア・ポタポワ（ロシア）と対戦する。

男子シングルス1回戦では、第2シードのラファエル・ナダル（スペイン）が世界60位のジョン・ミルマン（オーストラリア）と対戦する。両者は2017年に1度対戦しており、その時はナダルが勝利。ハードコートでの対戦は今回が初となる。

同大会4度目の優勝を目指すナダルの1回戦は、日本時間28日午前8時に開始予定だ。

そのほか、男子若手同士の注目の対戦カードも。8月5日付けの世界ランキングで自己最高の5位を記録した、第8シードの21歳ステファノス・チチパス（ギリシャ）が、同じく21歳のアンドレイ・ルブレフ（ロシア）と対戦する。

また、第18シードの19歳フェリックス・オジェ アリアシム （カナダ）は、同郷の20歳デニス・シャポバロフ（カナダ）との対戦に臨む。ツアー本戦では、両者は今回が3度目の対戦となる。

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【8月27日の注目ドロー】

◆「全米オープン」

女子シングルス1回戦

[1]大坂なおみ（日本／日清食品）対 アナ・ブリンコワ（ロシア）

[4]シモナ・ハレプ（ルーマニア）対 [LL]ニコール・ギブズ（アメリカ）

[Q]デニサ・アレルトバ（チェコ）対 [6]ペトラ・クビトバ（チェコ）

アナスタシア・ポタポワ（ロシア）対 [WC]コリ・ガウフ（アメリカ）

男子シングルス1回戦

ジョン・ミルマン（オーストラリア）対 [2]ラファエル・ナダル（スペイン）

トーマス・ファビアーノ（イタリア）対 [4]ドミニク・ティーム（オーストリア）

[6]アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）対 ラドゥ・アルボット（モルドバ）

[8]ステファノス・チチパス（ギリシャ）対 アンドレイ・ルブレフ（ロシア）

デニス・シャポバロフ（カナダ）対 [18]フェリックス・オジェ アリアシム （カナダ）

（テニスデイリー編集部）

※写真は「ウェスタン＆サザン・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Rob Carr/Getty Images)