この日2得点を挙げた清水

開幕戦を熱戦の末、引き分けで終えた慶大。「日本一」に向けて、落とせない試合が続く慶大は学習院大と対戦した。先制を許すなど、序盤は苦しい展開が続くも、MF清水珠理(商3・慶應女子)の勝ち越しゴールを含む2ゴールの活躍で、見事勝利を収めた。

 

第32回関東学生ラクロスリーグ戦 第2戦 vs学習院大 

8月20日(火)15:20ドロー @駒沢オリンピック公園総合運動場第一球技場

◇得点◇

◇慶大出場選手◇

〈スタメン〉

AT 荒井理沙(経4・慶應女子)

AT 井上ゆり子(経3・慶應湘南藤沢)

AT 平井友香子(総1・同志社)

MF 清水珠理(商3・慶應女子)

MF 日野美咲(商3・慶應女子)

MF 脇坂遥香(経4・慶應女子)

DF 平井淑恵(商4・慶應女子)

DF 石井有花子(政4・雙葉)

DF 鈴川英(経2・慶應女子)

G 西村佳子(政4・東京女学館)

〈ベンチメンバー〉

AT 髙木麻由(経3・慶應女子)・上林清香(理3・慶應女子)・MF 針山怜子(文4・慶應NY)・竹内梨紗(政4・慶應女子)・溝口友梨奈(経3・慶應女子)・山本真菜美(総1・同志社)・川久保博子(理1・慶應女子)・DF 浅井七海(商・慶應女子)・山﨑菜朋子(政3・東洋英和女学院)・G 青山芽生(政4・慶應湘南藤沢)

開幕戦では10得点を挙げた慶大。勢いそのままに学習院大戦も大量得点を挙げたいところだったが、序盤は劣勢が続いた。開始早々、学習院大に先制ゴールを許すと、そこからも慶大はミスが続き学習院大にボールを長くキープされる厳しい展開が続く。この嫌な流れを変えたのはMF清水珠理(商3・慶應女子)だった。清水が同点に追いつくゴールを決めると、試合は両者一歩も譲らない一進一退の攻防となる。


今試合AT としてスタメン入りを果たした期待のルーキー平井友香子(総1・同志社)

第2Qの中盤に試合は動いた。学習院大のファウルから慶大はチャンスを得る。しかし、あと一歩のところでパスがつながらず、得点には至らなかった。そのまま、学習院大にボールを運ばれ、勝ち越しを許した。その後も、学習院大は追加点を挙げ、流れは学習院大に傾いた。慶大は前半終了間際に、AT荒井理沙(経4・慶應女子)が1点を返すも、2-3と劣勢のまま前半を折り返した。


相手のアタッカーと対峙するG西村佳子(政4)

勝負の第3Q。嫌な流れが続く慶大は何とか自分たちのリズムを作りたい。そのためにも同点に追いつきたい慶大は、学習院大のファウルからフリーシュートの機会を得ると、MF脇坂遥香(経4・慶應女子)がしっかりと決め、まずは同点に追いつく。すると、流れは少しずつ慶大に傾く。第3Qも残り5分を切ったところで、脇坂から清水へときれいにパスをつなぎ、清水が勝ち越しゴールを決めた。その後、雷のため試合が約25分中断されるも、選手たちの集中力は途切れなかった。再開後も、追加点を重ね、5-3としたところで第3Qが終了。その後、再び雷が鳴りはじめ、大会規約により試合終了となり、慶大は勝利を収めた。


脇坂の得点に喜ぶ選手たち

勝利を収めるも選手たちの満足した表情は見られなかった。主将の荒井は前半に悪い流れが続いたことを苦笑いを交えながら「クリアに対して緊張感がなくなった、油断が見えてしまった」と反省した。しかし、それでも今季リーグ戦で初勝利を挙げられたことは大きな収穫だろう。特に、雷による中断もありながら集中力を切らさなかった選手たちは、とても頼もしく感じられた。次は、山場となることが予想される明大戦。主将の荒井にもそこに向けて、緊張した面持ちであるように見えたが、それはきっと一切の油断がないことの表れだ。明大戦では、彼女たちの強さが存分に発揮され、試合後、笑顔がコート上に広がることを大いに期待したい。

 

(記事:菊池輝 写真:五十右瑛士)

次戦 8月31日(土) vs明大

12:20ドロー @駒沢オリンピック公園第二球技場 

◇選手コメント◇

荒井理沙(経4・慶應女子)

――今日の試合を振り返って

今日は私たちのリーグ戦が5戦あるうちのプラン的には、31日の明治戦が山場だと思っているので、開幕戦が同点になってしまったから、学習院大戦では自分たちのストロングを生かしたプレーで大量得点を目指しました。しかし、グラウンドのボールの弾みに慣れていなかったり、自分たちの夏合宿からの課題であるクリアの運びでミスが連続してしまったことなどで、相手に2点入れられてしまい、そこから追いかけるゲームになってしまったことで流れが悪くなってしまったと思います。

 

――序盤の流れが良くないように見えました

自分たちの課題の一つに得点が決められないというのがありましたがそれにもかかわらず、(開幕戦では)10点決められたということで油断が生じてしまい今日はクリアミスが連続してしまったと思います。クリアに対して緊張感がなくなった、油断が見えてしまったことでのミスだと思うので、明治戦に向けて気を引き締め直していきたいと思います。

 

――学習院大の印象はどうですか

最初のドローで1本目で取られてしまったり、ドローからポゼッションを意識して攻めてるなと思いました。そこが慶應との違いで、慶應はボールが自分たちの方に来てもクリアミスをしてしまったり、セットアタックに行ったとしてもパスミスがあったり、細かいミスで自分たちの首を苦しめてしまったので、そのような点は学習院大を見習いたいです。

 

――試合途中で雷のため中断もありました

雷で中断したところで、4ー3と1点リードでいつ再開になるかも分からない状態でした。少し油断をしてしまうと再開してからの入りで得点されることも想定されたので、気を抜かないようにみんなで話していました。

 

――今後に向けて意気込みをお願いします

開幕戦も学習院大戦も自分たちのやりたいことができていないということをしっかり意識して練習中からやっていかなければいけないです。明治戦で自分たちの得意なプレーができるように練習していきたいです。

 

清水珠理(商3・慶應女子) 

――試合を振り返って

学習院戦を迎えるにあたって、開幕戦の話よりも緊張感の部分で低かったかなというのがあって。勝てるんじゃないかという自信というか、口には出てなかったけどチーム内に蔓延していたように思うので、その雰囲気が試合の入りの部分にも出てしまって悪い流れで始まった試合だったので、それを立て直そうという気持ちでずっとやってました。

 

――学習院はどういうチームでしたか

いろいろ想定していた中で、その想定内での相手でした。ライドの部分で想定外の部分もあったんですけど、それも試合中に修正できたので良かったと思います。

 

――1点目を振り返って

悪い流れの試合だったりとかチーム内がネガティブな雰囲気になっている試合だったので、一昨年から出ていて試合経験豊富な自分がこういう雰囲気の中で1点とって雰囲気とか流れを変えて行かなきゃなと思っていました。ボールへの執着心を持って、いつでも受けられるしいつでもシュートできるような心持ちでプレイしていていたので、点を取れて良かったです。

 

――2点目を振り返って

1点目を取ったりとか、荒木さんの得点にもアシストとして絡んでいたので、自分がこれ以降もゲームを作っていかなきゃという責任感を感じていた中でのプレーでした。自分がここで1点取るというふうに思っていた中での得点だったので、それを実現できたのは良かったかなと思います。

 

――次の試合に向けて

明治は六大学戦でも流れが悪く負けてしまったので、負けるつもりは全然ないんですけど緊張感を持ってやっていけたらなと思います。今日の試合も修正点がすごく出た試合だったしチームの雰囲気とかも変えていかなきゃなと思うのでしっかり気を引き締めて明治戦に臨みたいと思います。

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