日本一をかけた戦いが始まる。昨年度は関東学生1部秋季リーグで2位に輝き、初のトーキョーボウル進出を遂げるなど、躍動の年となった。今年の目標も変わらず日本一。“OVER”の思いで挑む今シーズン。今回はチームの核である主将・OL#56北村遼太朗(総数4=関西大倉)に秋シーズンの意気込みを伺った。

この取材は8月21日に行ったものです

――夏休み期間中も目標であるOVERは体現できていますか。

「練習メニューでもそうですが、去年の成績を超えるためには去年以上の練習をして、自分たちも去年のいい例を超えなければならないという意味で、OVERにしました。練習メニューでも1日に少しでも上手くなってやろうという気持ちが無いと、成長しないということを練習中から意識するように言ってきて、それをみんなにもしっかりできてほしいのでOVERは意識させようとはしていました」

――キャプテンである今年は何が大変ですか。

「明治のキャプテンの特徴としては教えてくれるコーチ陣がいないので、全ての面で手本になるということを僕は意識していて。弱い部分を見せたらだめ、弱音を吐いたらだめってことだったり、自分がサボっている部分を出しても下は見ているので、一番大変なのは練習中一切気を抜かないことであったり。朝8時、9時の練習だと眠かったりするんですけど、そこは体を叩き起こして、自分が一番最初からテンション上げて盛り上げることは意識しています。でも大変ですね」

――今まで自身が見てきたキャプテンを参考にすることはありますか。

「去年の主将は元気でパワフルに振る舞ってあとは他に任せて自分は好き勝手やるみたいな。楽しくやっているところを見せればいいというキャプテンでした。それは自分も真似しなければならないし、チームが苦しいときでも明るく声出してやっていたところはキャプテンシーがあって素晴らしいと思っていたので、それは真似したいなと思っているところです」

――副将はどのような存在ですか。

「3人とも共通して言えるのは怒れるってとこですかね。指摘したり、ビシッと言える力があるので、後輩とかに『今のは間違ってるぞ』と言ったり、そういう面ではすごく怒ってくれるので、目の行き届かないところまで見てくれているのはすごく助かっていて、僕はその面で言うとそこに関しては好き勝手やらせてもらっているので、みんなの見本となるようにしっかり引っ張ることが大事だと感じています」

――秋のリーグ戦、オフェンス陣のキーマンは誰ですか。

「間違いなくQB#4西本晟(商3=箕面自由学園)です。QBが戦術を上手く伝え、噛んでミスしたら全体にも響くし、そういった流れとかテンポはアメフトではすごく大事で、相手が乗っている時は萎縮するけど、自分たちの流れだったら『もっともっと』っていう気持ちになれるので、その面で西本にはやってほしいのと、今は良いレシーバー陣がいて、レシーバーにパスが出せるのは一番大事で、精度のいいパスをどれだけ投げられるかという点で、キーマンは西本なのかなと思います」

――秋季リーグ戦への意気込みをお願いします。

「去年の甲子園ボールの覇者の関西学大、あと甲子園ボールに出た早大に勝ったことで、関東ではもう警戒されていて。関西でも明治が来るだろうとか思われていますが、自分らの中では常にチャレンジャーとして一から戦っていくという思いです。今回は早大・法大・立大が最終戦なので、関東制覇するには、最初の間にけが人を出さないことやチーム作りをうまく運んで行かなければなりません。自分はそこの環境づくりをキャプテンとしてしっかりしてあげたいです。自信を持ってプレーしてれば勝ちは見えてくると思うので。絶対関東制覇します」

――ありがとうございました。

[市瀬義高]