好結果でトラックを締めくくった。ロードとトラックにまたがって行われる大舞台・インカレ。明大はタンデムスプリントで田川翔琉(政経4=ルーテル学院)・甲斐俊祐(営3=別府商)ペアが優勝。明大はトラック総合2位でインカレ総合優勝へのバトンをロードにつないだ。

◆8・24~26 第75回全日本大学対抗選手権(松本市美鈴湖自転車競技場)

▼男子4kmインディヴィデュアルパーシュート

 齋藤――5位

▼男子チームスプリント

 荒川・甲斐・塩島――2位

▼男子オムニアム

 渡邉――5位

▼男子マディソン

 梅本・小林――7位

▼男子ケイリン

 塩島――3位

▼男子1kmタイムトライアル

 荒川――3位

 甲斐――19位

▼男子スプリント

 谷口――4位

 荒川――6位

▼タンデムスプリント

 田川・甲斐――1位

▼男子チームパーシュート

 梅本・青木・小林・齋藤――3位

▼男子トラック総合

 明大――2位

 勝利をつかみ取った。予選を順調に勝ち進み、迎えたタンデム・スプリント決勝。相手は予選で学連新記録を塗り替えた強敵・中大ペア。「自分たちの持ち味は重いギアが踏めること」(田川)と重いギアを活かす作戦が功を奏し、予選タイムでは敗れていた相手に見事逆転勝利を決めた。田川はこれが最後のインカレ。手が届きそうで届かなかったインカレ制覇をし、「何としても優勝したいと思っていたので勝つことができてよかった。最高の4年間でした」と、最後のインカレを笑顔で終えた。

 総合力が光った。全種目の順位にポイントが付き、大学ごとの総合順位が出るこの大会。明大は全種目でポイントを獲得し、総合力を見せつけての2位だ。さらに、ケイリンで塩島嵩一朗(法2=南大隅)が3位、ルーキーでもチームパーシュートで齋藤知樹(政経1=福井県立科学技術)が奮闘。「個を大切にするチームでやりやすく居心地が良い」(塩島)と、下級生も存分に力を発揮した。「同期の竹村(拓主将・法4=北桑田)を筆頭にロード班にも頑張ってもらいたい」(田川)。次のロード次第では、十分に総合優勝を狙える位置にいる明大。悲願の総合優勝に向け、チーム一丸となって前進する。

[菊池登志紀]

試合後のコメント

田川

――優勝を決めて今の心境はいかがですか

「予選のタイムで中央大学が0.1秒速くて、学連新記録も出して、個人戦の時と同じような状況で2分の1決勝まではいけるかなと思っていたんですけど、決勝でどうなるか分かりませんでした。自分たちの持ち味は重いギアが踏めるので、相手よりもリードをとりつつ最後ゴールまで先行するというプランです。それができて、今回の勝利につながったと思います」

――この4年間を振り返っていかがでしたか。

「自分は中距離をやろうと思って明治大学に入ったんですけど、一つ下の後輩の甲斐が入ってきて、タンデムに乗り始めました。次の年に優勝することができて、今年も最後のインカレで優勝することができたので、本当に最高の4年間です」

甲斐

――3日目を振り返っていかがですか。

「素直に優勝できてうれしいです。調子自体は良かったですけど、試合数が多かったので疲れがたまっていました」

――どのようにしてコンディションを調整しましたか。

「やっぱり疲れがたまっていて、良い走りができてなかったので、マッサージしてもらったり、足揺すってもらったり、何とか周りの力を借りて修正しました」

塩島

――昨年と比べていかがですか。

「全体的に底上げされて、去年の4年生の穴を埋める戦力はあったのでチームスプリントは優勝できると思っていました」