警戒したいと話していた選手に決勝点を奪われたまさに電光石火の逆転劇だった。序盤は攻撃の要・江原の得点や主将・天野のファインセーブなどで昨年の学生王者相手に一進一退の攻防を見せる。試合が動いたのは中盤の3Q。エース・立石の3得点などで慶大が主…


警戒したいと話していた選手に決勝点を奪われた

まさに電光石火の逆転劇だった。序盤は攻撃の要・江原の得点や主将・天野のファインセーブなどで昨年の学生王者相手に一進一退の攻防を見せる。試合が動いたのは中盤の3Q。エース・立石の3得点などで慶大が主導権を握り、2点リードで終盤に持ち込む。観客の多くが慶大の勝利を確信していたが、ここで意地を見せたのが早大主将の青木。残り1分から2点を奪い、土壇場で同点に追いつかれる。サドンビクトリーでも早大の勢いは止まらず、最後は「注意したい」と話していた早大の13番に決勝点を決められ敗戦。3年ぶりの早慶戦勝利は叶わなかった。