「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)男子シングルスで2回戦進出をした錦織圭(日本/日清食品)。相手のマルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼン…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)男子シングルスで2回戦進出をした錦織圭(日本/日清食品)。相手のマルコ・トゥルンヘリッティ(アルゼンチン)が第2セットで途中棄権し、わずか47分で初戦を勝ち上がった。

思わぬ形で2回戦進出を決めた錦織。これが「ウィンブルドン」4回戦以来約1ヶ月半ぶりの勝利であり、そして意外にも奇数年の「全米オープン」では初勝利となった。

「全米オープン」公式サイトによると、元世界1位で同大会を4度制覇しているレジェンド、ジョン・マッケンロー(アメリカ)は「彼(錦織)のドローは早いラウンドから、この上なく彼にとって有利なものとなっている」と話した。

錦織は2回戦で、世界108位のブラッドリー・クラン(アメリカ)と対戦することが決まっている。錦織やシード勢が順当に勝ち進んだ場合、3回戦では第31シードのクリスチャン・ガリン(チリ)、4回戦では第12シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)、準々決勝では第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する可能性がある。

シード勢以外で対戦の可能性があるのは、3回戦で世界38位の20歳アレックス・デミノー(オーストラリア)、4回戦では世界53位のパブロ・クエバス(ウルグアイ)や世界78位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)らだ。

マッケンローは次のように予想している。「彼(錦織)はかなり良いドローとなったので、これで多分準々決勝までは一気に進みそうだ。そのあとはもう全くわからないが。状況が有利に進むことを願うだけだろう」

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「全米オープン」の錦織

(Photo by Elsa/Getty Images)